からだにもお肌にも過酷な季節、夏。こんな時期にぴったりの飲み物として、今年フランスで注目されているのが「カクタスウォーター」。サボテンの実ジュースです。

サボテン果汁のスーパーパワーを摂りいれる

サボテンの果汁は、ビタミンB、Cに富み、カルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄分などミネラル補給にもぴったり。また、タウリンのような抗酸化物質も多く含みます。

(タウリンは)フリーラジカルを減らす作用があり、肌の潤い減少を防ぎます。

(「Le Parisien」より翻訳引用)

細胞に水分を行き渡らせ、みずみずしく保ち、タウリンの効力も加わることで、サボテンジュースは二日酔いにも最適な飲み物となります。

(サボテンは)アルコールの摂り過ぎによる肝臓の炎症を抑える効能もあります。

(「Le Parisien」より翻訳引用)

サボテンジュースの効用は、ここに留まりません。サボテン果汁は、水溶性ファイバーも多く含むため、脂質の吸収を遅らせ、コレステロールを下げる効果があるのです。また、昨今、おなじように注目を浴びていたココナッツジュースと比べ、サボテンジュースの糖分やカロリーはさらに低いため、より強力なダイエットの味方ともなります。

おいしく食べられる「インドのイチジク」

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果汁がからだに良いということは、実を食べるのももちろん健康に良いということ。イタリアでは「インドのイチジク」という名で知られるサボテンの実は、季節ともなれば、そこらじゅうの市に並ぶポピュラーな果物です。洋ナシとキウイとメロンを混ぜたような癖のない味は食べやすく、私もイタリアに住んでいたころは、好んでよく買ったものです。

最近では、フランスのスーパーでも見かけるようになったこのサボテンの実。日本にもそのうち上陸するかもしれません。もし手に入ったら、外皮のとげにだけはご用心。フォークで押さえて、ナイフで縦に二分割し、スプーンで実を取り出すのが一番簡単な方法です。そのまま食べても良し、ミキサーで自家製サボテンジュースを作っても良し。ほかの果物と混ぜてスムージーにしても。

果汁にせよ、実にせよ、サボテンの秘めたるパワーをうまく取り入れて、猛暑の日々を心身ともにみずみずしく元気に乗り切りたいものです。

Le Parisien

image via Shutterstock

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