「フットワークが軽いほうがいいので、住むのは賃貸でいいと思っています」

部屋探しサイト・goodroomや賃貸のカスタマイズサービスを展開する不動産会社・HAPTICで働く佐藤陽亮さんは、建築科を卒業後、設計事務所で7年半勤務していた。建築や設計に関する豊富な知識を生かし、現在はHAPTICの営業として活躍中だ。

そんな家づくりのプロでもある陽亮さんが、妻の麻琴さんと暮らす場所として選んだのが、goodroomによるオリジナルリノベーションブランド「TOMOS」の中でも、カスタマイズ可能な「conomy」の物件。「自分好みにリノベできるカスタマイズ賃貸って?」でも紹介したが、賃貸なのに可能な限り好み通りにリノベーションできるということで、2人のお気に入りの空間が完成してた。

「conomy」のサービスを使って、具体的にはどのように住みやすい空間を作ったのか、お話をうかがってみた。

賃貸で見つけた家を、リノベーションで変化させたところはどこですか?

陽亮さんが描いた部屋の完成予想図
リノベーションは部屋の完成図を描くことが重要

陽亮さんが描いた完成予想図

間取りの変更が、大きな点ですね。元々は2LDKだったのですが、和室とダイニングキッチンの間の壁を取り払ってもらい、広々としたリビングのある1LDKにしました。

このマンションは鉄筋コンクリート造なので、部屋の中にある柱を取り除くなど、比較的自由に間取りを変更できるんです。この物件で暮らす確約を条件に、工事費用はオーナーさん負担になるので、もちろん間取りの変更にはオーナーさんの許可が必要。それで、goodroomの仲介スタッフにオーナーさんとの交渉をお願いしました。もちろん同じ「conomy」でも、オーナーさんによってリノベできる範囲は異なるんですけど、今回はだいぶ融通を利かせてもらいました(笑)。

とくにこだわってリノベーションした部分を教えてください

便利なウォークインクローゼット
ウォークインクローゼットをリノベーション

ものが多いので、収納スペースをなるべく広くしてもらったことですね。ウォークインクローゼットがあって収納が多いこと、キッチンが広いことが、妻からの要望だったので。

シューズボックス脇にクローゼットが備え付けてあるなど、元々収納が多い設計ではあったのですけど、生活感のあるものは極力見えないように片付けて、スッキリした家にしたかったんです。

まず、和室の押し入れがあった場所に、その空間を拡大してウォークインクローゼットを作ってもらいました。入り口部分に目隠しを付けたかったのですが、カーテンだとイメージと違うなと思って。インダストリアルな雰囲気が好きなので、カーテンレールのビスを利用してアルミブラインドを付けてみました。このブランドは楽天で注文したもので、1cm単位でオーダーできてかなり便利でしたよ。

おしゃれな寝室
寝室の広いオープンクロゼット

このウォークインクローゼットに妻の荷物を、寝室の収納に僕の荷物を入れています。寝室の収納は、工事時に業者さんと話し合って、僕の身長に合わせて高めに枕棚を設置してもらいました。その分下にスペースが生まれて、収納力がアップしたからよかったですね。ただ、妻の手が届かない高さになっちゃったので、悪いことをしたんですけど……(笑)。

リビングにGIOSの自転車を設置
GIOSの自転車

それと、かなり悩んだのが、僕の愛車であるGIOSの自転車を置く位置です。普通の賃貸には付けられないので、これはリノベーションならではですね。

リビングの窓と窓の間に自転車用のフックを付けて掛けようかなど、自分で完成図を描いて業者さんと相談をしました。結局、構造的にもクリアしたテレビ台上部の壁にフックを付けることに落ち着き、アクセントクロスの色も自転車に合わせて選びました。ちなみにアクセントクロスは、17色から選ぶことができます。

“リノベーションした賃貸”ってどうですか? 物件購入との違いは?

デザイナーズチェアを置いたダイニングテーブル

この部屋に引っ越してから、まだ1ヶ月くらいしか経っていないのですが、かなり満足していますね。

もともと僕が福岡に転勤の予定で、引っ越しに備えてインテリアを全部コンテナに預けてたんです(笑)。転勤の話がなくなり、慌てて家をさがして。すぐに入居できる普通の賃貸と違って、施工期間が1ヶ月半くらいかかったので、その間妻の実家で暮らす期間が生まれてしまったのはありますが、

ただ、キッチンや水回りの仕様は決まっているから、リノベーションと言ってもスピーディですよ。反対に、決まっている分、水回りの変更はなかなか難しいんですけど……。僕たちも、キッチンをカウンターキッチンに変えたかったのですが、それはできなかったです。

リノベーションした家のダイニング、キッチン

リビングルームの照明は、ダイニングキッチンと、テレビの上にライティングレールをつけてもらいました。ダイニングテーブルの上にペンダントライトを付けようか悩んだのですが、電球ひとつだけで十分でした。この広さにしては少ないような感じもしますが、日中は窓から太陽光がたっぷり差し込むので、明かりは必要ありません。

家具のセレクトは、妻が僕に任せてくれてます。ナチュラルなものよりもミッドセンチュリー家具が好きで、引っ越しを機に、憧れだった「パントンチェア」を思い切って購入。すっかり気に入って、自分の定位置になっています(笑)

スター・ウォーズグッズ

僕が引っ越し好きで、これまでも2年に1回、短いと1年で引っ越してるんです。フットワーク軽く暮らしたいので、今後も家と車を持つことはないですね。

これからどのような暮らしをしたいですか?

素敵なご夫婦

もともと妻の実家に近いことでこのエリアを選びましたが、とても居心地がよくて、休日はずっと家やこのあたりで過ごしたいくらいです(笑)。

実は、僕は同じエリアにずっと住むのは好きじゃなくて、頻繁に引っ越しを繰り返していました。でも、「conomy」だと自分たちの意見も反映したリノベが可能なので、やっぱり満足度が高いですね。長く住んでいける部屋に出会えたと思っています。

それから、色んな人に遊びにきてもらいたいですね。僕たちはホームパーティが好きで、早速友人を招待したのですが、10人以上でも狭く感じなかったので、広々としたリビングにしてもらって、本当によかったです。

「conomy」のサービスは、まだ家を持つ気は無いけどリノベーションをしてみたい人にピッタリだと思います。住みたいイメージを伝えるには、過去の事例から合うものを見つけるか、画像検索サービスなどで写真を見つけて、それを持っていくとスムーズですよ。

切り絵アート

陽亮さんによるアート

編集部ノート

終始笑顔で取材に対応してくれた佐藤さんご夫妻。その朗らかな表情からも、この部屋での暮らしがいかに心地いいものであるかが伝わってきた。

住まいは生活の基盤。賃貸だからといって、使い勝手の悪さなどを妥協するのではなく、“自分たちらしい暮らし”を大切にできることを教えてもらった。

賃貸でも自分仕様にカスタマイズしたい人は、「conomy」をチェックしてみるのもいいかもしれない。

Photographed by Kayoko Yamamoto

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