ギズモード・ジャパンより転載
何を押そうかと、いろいろ考えちゃいます。
今やどこもかしこもIoT。冷蔵庫はアプリで温度を管理し、Levi’sはジャケットでスマホを操作できてしまう世の中ですが、「家電をスマホで操作する」ということにイメージが湧かない人もいるのでは?
じゃあ、まずは簡単なところからIoTの面白さに触れてみましょう。「マイクロボットプッシュ」は既存の家電製品をスマート化する超小型ロボットで、その機能はいたってシンプル。人の代わりにボタンを押す、これだけです。
こちらは製品を開発したNaranによるPV。
たとえば、お風呂の湯沸かしボタンに取り付ければ、わざわざ浴室まで行かずに自室からお湯をはれますし、ベッドの上でコーヒーメーカーのスイッチを入れるなんてことも可能。IoT対応の家電じゃなくてもそうできてしまうのがミソです。
Amazon Launchpadでは第二世代バージョンを取り扱っており、時間に合わせて自動でリマインドする機能も付与されました。また、ハブユニットの「プロタS」があれば複数の「マイクロボットプッシュ」を管理したり、外出先から操作したりが可能になりますよ。

あらゆる家電のスイッチをIoT化させるために生まれたこの装置ですが、上手いことやればゲームの自動化もできそうなんですよね。定期的にAボタンを押すだけで経験値が稼げる、みたいなマップがあればパーペキだと思うんですけど、どうだろうか……。
シンプルゆえに何かと応用が利きそうなのも「マイクロボットプッシュ」の魅力。「IoTってこんななのか!」の入り口以外にも、さまざまな可能性を感じる次第です。
image: Amazon
souce: Amazon 1, 2, 3, YouTube
(ヤマダユウス型)