林 美由紀

林 美由紀

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鉄道模型ジオラマといえば、自然や街並みが精巧につくられ、それだけで芸術作品ともいえる。ノスタルジックな空気感をつくり上げる細やかな職人技を見ると、ちょっとワクワクしてしまうものだ。

そんなジオラマ界の新分野として注目されているジオラマがあるらしい。自然の風景を箱庭のような小さなスペースの中にジオラマとして表現した、まるで盆栽のような「盆ラマ®」だ。

京都にある鉄道ジオラマ製作工房「鉄道少年舎」主催・川上哲生さんの盆栽から、鉄道模型ジオラマと融合したアイデアを形にしたのだそう。「盆ラマ®」は、川上さんによってひとつひとつ丁寧に作られている。

鉄道模型ジオラマと融合した盆ラマ
盆栽風鉄道ジオラマの盆ラマ
鉄道模型を表現した盆ラマ

鉄道模型は電気を使って動かすものなので湿気は大敵だが、盆栽は植物なのでどうしても湿気がある。この相反する状況を川上さんは、ジオラマの材料で樹木や草を表現することによって、盆栽風に見立てたジオラマ「盆ラマ®」を誕生させた。

そんな盆ラマ®が集められた「盆ラマ®展」が、2017年4月26日(水)から5月2日(火)まで、大宮高島屋1階正面ホールにて開催される。当日は「盆ラマ®展」の開催を記念して、大宮の街をイメージして製作された盆ラマ®が展示されるほか、川上さんの作品を実際に購入することができたり、会期中には川上さんに教わりながらミニサイズの盆ラマ®を作成するワークショップも開催されるので、自分だけの盆ラマ®を製作してみたい人には、なかなかないチャンスだ。

盆栽と鉄道ジオラマの融合、その世界観を間近で体験してみては?

盆ラマ展

林 美由紀

FMラジオ放送局、IT系での仕事人生活を経て、フリーランスモノ書き。好きなものは、クラゲ、ジュゴン、宇宙、絵本、コドモ、ヘンテコなもの。座右の銘は「明日地球がなくなるかもしれないから、今すぐ食べる」。モノを書く以外にも、イラストレーターと合同でカフェでの作品展示など、形にとらわれない創作活動も。木漏れ日の下で読書と昼寝をする生活と絵本に携わることを夢見て、日々生きています。子は男の子2人。

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