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アポロ11号が1969年に月面着陸をしてから、もうすぐ50年。宇宙工学は発展を続け、宇宙への移住をビジネス化する企業も増えている。

そんな中、宇宙に憧れ、そろそろ本当に宇宙に住みたい欲求が抑えられなくなった人々による、月面住居デザインコンペティション「MOONTOPIA」が開催された。

月面住居コンペMOONTOPIA

世界初の自給自足型月面コロニーのアイディアを募ったこの企画。世界中から建築家やデザイナー、アーティスト、学者などがアイディアを持ち寄り、極めてハイレベルなコンペティションとなった。

見事優勝を勝ち取った「Testlab」は、ロシア人形・マトリョーシカに発想を得た、多層構造のスペースコロニーだ。

宇宙で暮らす住宅

印象的なデザインの外壁は、オリガミの技術を応用したもの。カーボンファイバーを素材に用い、3Dプリンタで造形することで、オンサイトでの組み立てを可能にする計画だ。

外壁は太陽風を感知することで自然に膨らむように設計されており、内部を守るシェルターとしての働きだけでなく、コロニーでの生活に欠かせない水と酸素を作り出す役割も果たす。

最も内側に配置されているのが、実際の居住空間。住居スペースのほか、共有スペースや植物を育てられる温室、月面生活を実現するための機器を格納する施設や、工場などがある。コロニー内で育てた植物や果実を収穫することで、サステイナブルな生活を実現するというわけだ。

スタート段階では数人の宇宙飛行士が移住して環境を整え、徐々に一般人を増やしていく……という入植計画もやけにリアリティのある「Testlab」。企画者の本気度がうかがえて、ワクワクさせられる。

実現すれば、地球上のどんな大都市よりも入札争いが激しくなりそうな月面物件。MOONTOPIA主催者であるeleven(イレブン)のWebサイトには、優勝者以外による企画も公表されているので、自分好みのコロニーを探してみてはいかがだろうか。

MOONTOPIA: Testlab [eleven]

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