新年度はもうすぐ。新しい環境になんだかわくわくする反面、なにかと細々とした手続きが多いこの時期。ふたり暮らしを始めようとしているとあるカップルも、引っ越しにむけてやることが山積みのようだ。ふたりは、どうやって面倒ごとを乗り切るのか? 男性サイドからそのやりとりを覗いてみることにしよう。
学芸大学駅徒歩3分。1LDK
5年間勤めたデザイン事務所を辞め、この春から独立する彼女と一緒に住むことにした。ゆずれない条件を話し合って、ネットで物件にあたりをつけて、不動産屋を何件か巡ったあとたどりついたのが、東急東横線・学芸大学駅のとある部屋だった。
駅から徒歩3分。築35年の年季の入ったマンションだけど、水周りや間取りもフルリノベーションされていてまるで新築のようだ。外観や共用部分はそのままで、街の景観に馴染んでいるところも気に入っている。駅の左右にのびる長い商店街をふたりとも好ましく思ったし、趣味の良いカフェやパン屋、本屋にも事欠かない。
内見のあとに街を散歩したときには、彼女は「こんどこの店に行こうよ」なんて言って、もうすっかりその部屋への入居を決めている様子だった。
引っ越し・新生活にまつわるアイデア、どこで探す?
……それにしても、ふたり暮らしをするための引っ越しがこんなに大変だとは思っていなかった。引っ越しまでにやらなければいけないことをリストアップしてみて、やることの多さについため息がでる。
これまでそれぞれが使っていた家電や家具の多くは、処分するかひとに譲るかしなければいけなかったし、新たにふたり用のものを入居までに揃えなければいけない。家具やインテリアにできる限りこだわりたいというのはふたりとも一致していたけれど、敷金・礼金、引っ越し代もかかるうえに、それらの出費が地味にいたい。独立したばかりの彼女に負担をかけてしまうのもなんだか心苦しい。
そんなぼくの傍らで、彼女は熱心にスマホを見ている。あまりにも熱心にディスプレイを見つめているので「何見てるの?」と思わず声をかけてしまった。
「ネットに引越しに役立つ情報が落ちてないかな、と思って。たとえば、この記事。新しい部屋はLDKが広いけれど、わたしの作業スペースを作るのに、仕切り棚も必要だなって思って。ほら、LDKの真ん中に棚を置いたらダイニングとリビングが区切られるでしょ? ここの脇にデスクを置いて、昼間はこのリビングスペースで仕事をしようと思って。
あと、この記事に効率的な引っ越しのポイントが載っているよ」
なるほど、割れものはキャリーバッグに入れれば良いのか。グラスなんかをプチプチでひとつずつ包むのって面倒なんだよな。
面倒といえば、電気、ガス、水道の使用開始の連絡もしなきゃ。そういえば前の部屋では、引っ越し当日にガスがまだ使えなくてシャワーが浴びられなかったんだった。それにインターネットも申し込みから開通までけっこう時間がかかったような……。
週末は動画配信サービスで映画やドラマを見るのが習慣になっているし、彼女も仕事で必要なはずだから早めに申し込みをしなきゃ。それに彼女が、
「わたし家電(いえでん)が欲しいなあ。クライアントや代理店とのやりとりは主に電話ですることになると思うし、これまでもお母さんと電話するとついつい話し込んじゃって、携帯代がかさんじゃってたんだよね」
なんて言ってる。いえでん。ひとり暮らしのときは携帯で済ませていたけど、固定電話ってどんな手続きが必要なんだっけ? それに、ただでさえ出費がかさむ分、月々かかる光熱費や通信費はできるだけ抑えたい気持ちがある。どんなサービスを選ぶべきか……。
光回線とIP電話がセットでお得に
彼らが頭を抱えるように、引越しの際、早急に必要になってくるのがライフラインの開通。デジタルに大いに頼った生活をしているいまではインターネットだって、ライフラインといえるだろう。とはいえ、どのプロバイダを選ぶべきか……なんて悩んでいるうちに、引っ越してからネット環境のない数日間を過ごすことになってしまいがちだ。
そんな悩みは『So-net 光 コラボレーション』が解決してくれる。スマホから1分で申し込みができて、はやい場合には、当日中に担当者から折り返しの連絡が。もっと急ぎの場合には、フリーダイヤルに電話すればさらにスムーズな手続きが可能だ。
さらに『So-net 光 コラボレーション』で利用できるIP電話サービス「So-net 光 コラボ電話」なら、基本料金が500円。一般加入電話の基本料金が1,700円なので、1,200円もお得なのがうれしい。全国一律3分8円*3 で、固定電話相当の音声品質で通話ができる。着信拒否サービスなど6つの付加サービスと、最大3時間の通話分が含まれた、さらにお得なセットプランも。
*1 別途、1電話番号ごとに毎月ユニバーサルサービス料が必要。ユニバーサルサービス料について
*2 別途、初期費用が必要。
*3 NTT東日本・NTT西日本が提供する加入電話、INSネット(電話サービス)、NTTひかり電話、コラボ電話、他社一般加入電話、他社IP電話(050番号への通話を除く)へ発信の場合。
また引っ越しの際にのみでなく、フレッツ光回線を利用している場合には、工事不要で『So-net 光 コラボレーション』への乗り換えが可能。これまでの回線で、電話もテレビもそのまま使うことができて、手続きだけで月額が安く抑えられるチャンスだ。
さらに、auのスマホを使用しているひとには耳寄りな「auセット割」も。『So-net 光 コラボレーション』と、auスマートフォンなどを指定のデータ(パケット)定額サービスで同時に利用すると、インターネット回線の月額基本料金がさらにお得に。
光回線やIP電話の申し込み、料金の請求、問い合わせもSo-netがワンストップで対応してくれるので、手間いらず。引っ越しでTODOや出費が山積みになってしまっている人の力強い味方になってくれる。
どうやら例のカップルも『So-net 光 コラボレーション』を選んだようだ。
引っ越して初めての週末。はやめに『So-net 光 コラボレーション』に申し込んだおかげで、いつもの週末と同じように海外ドラマのまとめ観ができている。彼女はさっきから地元の母親と楽しそうに長電話しているけれど、仕事も順調そうだし何よりだ。
ドラマがちょうどひと段落がついた頃、同じタイミングで彼女も電話を終えたようだ。「ねえ、もう桜が咲いているよ。これから碑文谷公園にお花見に行かない?」と彼女。
そんな言葉に、「ああ、ふたり暮らしってなんか良いなあ」としみじみ思う。
Photo by Kazuya Sasaka, Floor Plan designed by Toru Soma