朝は波の音とともに目を覚まし、朝日に輝く海と青い空を眺める。夕暮れ時は水平線に沈む夕日の美しさを堪能し、夜は水面に揺れる月明かりと星空を楽しむ。そんな贅沢な休日を過ごすことができるのが、船の旅だ。

今年9月に就航予定の「guntû(ガンツウ)」は、海の上に泊まる、ちょっと特別な体験が楽しめる宿泊型小型客船。「せとうちに浮かぶ、小さな宿」をコンセンプトに、広島県尾道市にあるベラビスタマリーナを出発・帰港地とし、中四国の瀬戸内海沿岸の景勝地を周遊する。

瀬戸内のアートなホテルguntu

「guntû」の設計は、建築家・堀部安嗣氏。屋根瓦が特徴的な瀬戸内の家並み、風景に溶け込む屋根と、海の色が反射して変化するシルバーの船体が特徴的だ。

全19部屋ある客室は全室オーシャンビューで、テラスも兼ね備えている。広さ50~95平米の部屋は床などに木材を多用しているため、素足でゆったりとくつろぐことができる。また、3階の共有スペースには檜や栗材を使用した縁側、デッキがあり、屋外バー、ジム、エステ、サウナ、大浴場などの施設まで揃う、至れり尽くせりぶりだ。

航路は、1泊2日、3泊4日など季節に応じた数種類のルートを用意予定。「guntû」本船は港に着岸せず、瀬戸内海各所に錨を下ろしながらとどまり、航路線上にある島々には小型船で向かう。宮島や松山、大三島、北木島などの寄港予定地では、無人島の海岸や島にある古刹の散策、採石場の見学、漁師体験など、瀬戸内でしか体験できない様々なアクティビティプランが用意されている。

瀬戸内を周遊する宿泊型小型客船guntu

旅の楽しみのひとつといえば食事。「旬を味方に旬を食す」をテーマに、東京の老舗割烹として多くの著名人を魅了してきた「重よし」大将の佐藤憲三氏が監修した、瀬戸内海の滋味の数々を堪能できる。

ちなみに、船名の「guntû」は、瀬戸内海に生息するイシガニ(ワタリガニの一種)を表す、尾道で使われる方言。調理して味わったり、出汁をとったり……味わい深いカニのように、瀬戸内のうまみを余すことなく伝える船を目指す。

宿泊料金は、50平米の部屋で1泊1室30万円~(予定)、95平米の部屋で80万円~(予定)。贅沢な旅が楽しめそうだ。

朝、昼、夜と、刻々と表情を変える海の上で過ごす贅沢な時間。船旅だからこそ味わえる瀬戸内の自然美と、島ならではのアクティビティは、地上では体験できない上質な旅になるだろう。

guntû
せとうちに浮かぶ、小さな宿[せとうちホールディングス]

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