手持ち無沙汰だから、「とりあえず」携帯電話を見ていることはないだろうか。
携帯電話利用者の3人に2人は、携帯依存症の傾向があるという。
この記事を読んでいるスクリーンの前のあなたがまさにそうかもしれない。
いまオーストラリアの電車の中で記事を執筆しているのだが、国籍は関係なくほぼすべての人が携帯を見ている。
せめて休日くらいは携帯電話から離れたいもの。しかしいまの時代携帯なしではさすがに不便であるし、最低限連絡はとりたい。
そんな要望に答えてくれるのが、“電話”の通話機能だけを持ち出す「The Light Phone」だ。
最大の特徴がそのサイズ。
重さは40g以下、縦8cm、横5cm、薄さは4mmと、手のひらにおさまるカードサイズで、ポケットはもちろん財布にも収まるサイズとなっている。
パネルには時間と番号のみ表示されるようになっており、極限まで機能を削ぎ落としたシンプルなデザイン。
日常使用している携帯電話にかかってきた電話もこのThe Light Phoneに転送されるから、わざわざ電話番号を登録しなおす必要もなし。
色はWhiteとNightの2色から選ぶことができる。
価格も$100、日本円で約1万2,000円を下回る程度で、お手頃だ。
たまには携帯電話の代わりにThe Light Phoneを持ち出して、ネットから解放された時間を楽しんでみよう。
本当の世界は携帯の中ではなく、いまあなたの目の前に広がっているのだから。