自然の風景を切り取り、一定の枠におさめる「盆栽」。
フラワーアーティストの東信さんが、盆栽をワールドツアーへと出発させました。「どんな場所に置いても、自然の姿を感じることができる」盆栽の魅力が、より顕著に表れています。
実は以前にも、東信さんは盆栽を宇宙に飛び立たせるというプロジェクトを成功させています。今回の盆栽は、そのときよりも小さい盆栽を使っているようです。
間欠泉やネバダのブラックロック砂漠、さらには北極の氷河など。この写真を撮るため、東信さんとそのチームは世界中を盆栽と旅しました。
キューブ状のフレームに支えられた盆栽は、私たちが想像できない場所を巡っていきます。しかし、どこに行っても盆栽らしさを失わず、荘厳な美しさを見せるのです。非日常的な景色に出会った盆栽から、より一層自然のパワーを感じます。
海外でも人気のある「盆栽」の魅力を再発見できるワールドツアーですね。
Photographed by Shunsuke Shiinoki