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泣くことが表現手段のすべてだった子どもは、やがて言葉を覚え、文字を使います。

文字の中で、最初に触れるであろう「ひらがな」。子どもたちは多くの場合、「あいうえお表」の文字とイラストを見比べることで、文字やモノの名前を少しずつ覚えます。

「子どもがひらがなを覚える」ことを、家の中の空間や現象に展開したのが「くらしのひらがな」。

視覚表現をうまく利用した、新しいあいうえお表「くらしのひらがな」を紹介します。アートディレクター・プランナーの佐藤ねじさんと、デザイナー・イラストレーター・造形作家である佐藤蕗さんが制作しました。子どもに向けた「インスタレーション的な手法」と「知育」を組み合わせた作品です。「でんき」の文字を引っ張ると明かりがつきます。

例えば、「でんき」の文字を引っ張ると明かりがつきます。

アートディレクター・プランナーの佐藤ねじさんと、デザイナー・イラストレーター・造形作家である佐藤蕗さんによる「空間あいうえお表」。子どもに向けた「インスタレーション的な手法」と「知育」を組み合わせた作品です。

視覚表現をうまく利用した、新しいあいうえお表「くらしのひらがな」を紹介します。アートディレクター・プランナーの佐藤ねじさんと、デザイナー・イラストレーター・造形作家である佐藤蕗さんが制作しました。子どもに向けた「インスタレーション的な手法」と「知育」を組み合わせた作品です。日常生活の中にひらがなを配置して、自然と覚えることができます。

窓から差し込む光や影、風呂、鏡など、日常生活の中にひらがなを配置して、楽しみながら自然と覚えることができます。

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窓をふさいだら「ひかり」の文字が出ます。文字を覚えるだけでなく、どんなものが「ひかり」なのかを視覚的にわかるのがいいですね。

視覚表現をうまく利用した、新しいあいうえお表「くらしのひらがな」を紹介します。アートディレクター・プランナーの佐藤ねじさんと、デザイナー・イラストレーター・造形作家である佐藤蕗さんが制作しました。子どもに向けた「インスタレーション的な手法」と「知育」を組み合わせた作品です。
視覚表現をうまく利用した、新しいあいうえお表「くらしのひらがな」を紹介します。アートディレクター・プランナーの佐藤ねじさんと、デザイナー・イラストレーター・造形作家である佐藤蕗さんが制作しました。子どもに向けた「インスタレーション的な手法」と「知育」を組み合わせた作品です。
視覚表現をうまく利用した、新しいあいうえお表「くらしのひらがな」を紹介します。アートディレクター・プランナーの佐藤ねじさんと、デザイナー・イラストレーター・造形作家である佐藤蕗さんが制作しました。子どもに向けた「インスタレーション的な手法」と「知育」を組み合わせた作品です。

いつも使うものや場所はもちろん、全然気にしていなかったモノや場所にも名前があります。生活の中に散りばめられた文字と名前がリンクして、家の中で「ひらがな」を探すのが楽しみになりますね。

「撮影したのが少し前で、子どもはもう文字は読めますが、当時「くらしのひらがな」と普通のひらがな表を併用していろいろ覚えていく様は、なかなかいいものでした。

それから、プロジェクション全盛の時代だからこそ、アナログの立体がきれいに映える時代なんだと思います」(佐藤ねじさん)

視覚表現をうまく利用した、新しいあいうえお表「くらしのひらがな」を紹介します。アートディレクター・プランナーの佐藤ねじさんと、デザイナー・イラストレーター・造形作家である佐藤蕗さんが制作しました。子どもに向けた「インスタレーション的な手法」と「知育」を組み合わせた作品です。

佐藤ねじさんは「くらしのひらがな」を他の家庭でも実施できるように、なんらかの形にできればいいなと考えているのだそうです。「ひらがな」の宝探しをしているうちに、子どもたちはきっと数え切れないほどのさまざまな経験を重ねるに違いありません。

見るものすべてに興味を持ち、どんどん吸収する時期。家のあちこちにひらがなを配置することで、光や影、鏡などすべてのものが先生になってくれるんですね。

[くらしのひらがな]

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