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桜の花びらが舞う春。ひぐらしの声がノスタルジックな夏。色とりどりの葉のダンスが楽しい秋。雪景色に心奪われる冬。日本には、季節の移ろいを感じるすばらしい自然の姿があります。

その中で、日本の各地に残る伝統的な木造住宅は、地域ごとの風土、文化、生業に深く関係し、個性となって人々の暮らしに寄り添い、親しまれてきました。

しかし昨今、老朽化による建て替えや取り壊しで、伝統的な町家の数は減ってしまっているのが現状です。

さまざまな魅力をもった住宅が姿を消すことで、町の個性も少しずつ失われてきているかもしれません。

そこで、中川政七商店と紀寺の家が伝統的な家を大切に守ることを目的として2016年1月に設立した協同プロジェクトが「HOUSE HOTEL PROJECT」です。

奈良県奈良市にある町家を改修した宿泊施設・紀寺の家「縁側の町家」を、「温故知新」のテーマのもと、中川政七商店の暮らしの道具であつらえ、四季折々の町家での生活を提案していくプロジェクトです。

10月に入るとグッと気温が下がり、少しずつ冬支度がはじまります。

日本家屋の冬は寒い印象もありますが、先人たちは「寒い冬」をただ耐え忍んできたわけではありません。

暮らしに合った道具を上手に使ってきたのです。

中川政七商店と町家を改修した宿泊施設「紀寺の家」が伝統的な家を大切に守ることを目的として2016年1月に設立した協同プロジェクトが「HOUSE HOTEL PROJECT」。今回は、奈良県で冬の生活を体験できます。1

例えば、湯たんぽ。室町時代から使われていたといわれ、ふんわりと優しい温かさを運んでくれる「冬」の道具です。

中川政七商店と町家を改修した宿泊施設「紀寺の家」が伝統的な家を大切に守ることを目的として2016年1月に設立した協同プロジェクトが「HOUSE HOTEL PROJECT」。今回は、奈良県で冬の生活を体験できます。2

12月になると、1年のお仕舞いに向かって、待ちゆく人々もどこか忙しく見えるもの。 これは何百年たっても変わることのない、日本のひと つの風景です。 そして、年神様を迎える支度がはじまります。

中川政七商店と町家を改修した宿泊施設「紀寺の家」が伝統的な家を大切に守ることを目的として2016年1月に設立した協同プロジェクトが「HOUSE HOTEL PROJECT」。今回は、奈良県で冬の生活を体験できます。3

布団から出るのが億劫になる冬の朝。「紀寺の家」に宿泊すると、自宅で育てた玄米や自家製味噌、冬だからこそ味わえる旬の冬野菜を使い、ひとつひとつ丁寧に調理したできたての朝ごはんを、岡持(おかもち)に入れて部屋へ届けてくれます。

ボタンひとつで何でもできてしまう便利さはないけれど、季節や場面に合った道具で、心地よく暮らすということ。「紀寺の家」では、それを存分に感じることができそうです。

こんな風に冬のしつらえで私たちを迎えてくれるのは、2016年11月1日(月)~2月28日(火)の期間限定。

ゆったりとした時間を過ごしたい方や日本の文化、家屋、道具の魅力を堪能したい方は、ぜひ一晩、二晩と紀寺の家「縁側の町家で過ごしてみては。

予約は公式サイトからどうぞ。

今後もこのプロジェクトでは、各地域の伝統的な建物とコラボレーションしていくとのこと。今後も先人たちの知恵が詰まった住まいを体感することができそうです。

vol.0「中川政七商店×紀寺の家」冬の設え [HOUSE HOTEL PROJECT]

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