祐天寺、三宿、中目黒にアクセス抜群の世田谷公園界隈。昔ながらの裏路地を入ると、閑静な住宅街が現れます。そんな一角に立つ1Kのマンションで暮らすのは、会社員の梶浦正晴さん。ワイン好きが高じて、フランスにいる友人のワイナリーから空輸してワインを楽しむ趣味人です。部屋が靴や洋服、レコードが山積みなところも、なんだか気になります……。
職業:会社員
場所:目黒区・三宿
面積:1K 14畳
家賃:非公開
築年数:築25年 賃貸マンション
お気に入りの場所
趣味のアイテムに囲まれたリビング
「ワンルームなので、基本的にここでなんでもします(笑)」
リビングは、DJセットや趣味のベースなどが置いてある、お気に入りのスペース。リンゴの木箱が、さりげなく隣室とのパーテーションになっています。
この部屋に決めた理由
「職場からほどよく近くて、世田谷公園がすぐそばという立地ですね。勤め先までは、自転車通勤しています」
残念なところ
ここは1階で、窓の外は路地。「外の音がよく聞こえるので、室内の音もよく外に漏れてると思う」ということで、せっかくの楽器練習も、アンプを通すことはあまりないのだとか。これは残念。
お気に入りのアイテム
ワイナリーから空輸しているワイン
たくさんのワインを常備している梶浦さんですが、中でも南仏プロヴァンスのリュベロン地方で友人が経営しているワイナリー、Château Grand Callamand(シャトーグランカラモン)のワインが1番のお気に入り。
「都内でも、渋谷・青山・恵比寿にあるガパオ食堂をはじめ、中目黒TATSUMI、末広町ビストロヌー、湘南ターブルオギノといった料理店で楽しめるのでぜひ飲んでみてほしいです!」
Fodera(フォデラ)のベース
左からGodin(ゴダン)のギター、Seymour Duncan(セイモア・ダンカン)のベース、一番右がFodera(フォデラ)のベースと、お気に入りの楽器が並ぶ。
「値段よりも、弾きやすさや音色で選びますね」
オリーブの木のカッティングボード
梶浦さんは、まとまった休みが取れたら、弟の暮らす南仏へ旅に出ることが多いそう。「自宅ではあまり料理はしないのに、なぜか毎回買ってきてしまうんです(笑)」というのが、オリーブの木のカッティングボード。独特の風合いが魅力です。
John Lobb(ジョン・ロブ)のシューズ
十数年前に手に入れた、イギリスの名門John Lobb(ジョン・ロブ)のシューズ。「結婚式で履くくらい」ということですが、綺麗に手入れが施されおり、型崩れも見られない素敵な逸品です。
暮らしのアイデア
収納はコンパクトにまとめてスッキリと
「服、靴、レコードと物が多いので、場所を決めて、コンパクトな収納を心がけています」
確かに物が多いですが、意外とスッキリしている印象です。
これからの暮らし
「住宅購入の機会があればいいなってくらいで、特に引っ越しは考えていないですね。今の家では、楽器の練習用のラックを購入して、練習環境を整えていきたいです」
これからの暮らしを語りつつ、かなりレアだというビンテージ・デニムを披露してくれる梶浦さん。
取材中のBGMとなったお気に入りの1枚は「ナラと素晴らしき仲間たち」。選曲もグッドです。
ワインにレコード、洋服、靴、楽器……男の城の住人は、まだまだ増えそうな気配です。