今回は、RoomClipユーザーのginkoさんによる、ドリッパースタンドを紹介します。
日本一送料が高いと言われている離島にお住まいのため、家具は買うよりとりあえず作っているそう。黒塗りしたボルトがイイ味出してます。
『木材とボルトでDIYするドリッパースタンド』
用意するもの
・SPF1×6材(70cmほど、1枚)
・長尺ボルト(好きな長さ2本、今回は全長30cm)
・ナット(2個)
・袋ナット(2個)
・メタルプライマー
・ブラックつや消しスプレー塗料
・オルステイン
・ブライワックス
STEP1
最初にボルトとナットにメタルプライマーをスプレーし、着色しやすい状態にします。
乾いたところで、カラースプレーで色をつけてます。
STEP2
用意した木材をカットし、底面と側面になる木材にします。底面の長さは、ボルトと同じ長さより2mmほど長めにカットし、側面2枚は使用するピッチャーやマグカップのサイズに合わせて長さを決めてカットします。
今回は、底面は28.7cm、側面は20cmにカットしています。
STEP3
側面の木材に、ボルトと同じ太さの穴をドリルであけます。2枚重ねて開けると位置がズレません。
穴の位置は、ドリッパーが安定して置ける位置をはかって開けます。
今回は上から2cmの位置に開けました。ボルトとボルトの間隔は6cmです(中心から左右に3cmずつの位置です)。
STEP4
穴を開けたらオイルステイン→ブライワックスの順で塗っていきます。写真は、スポンジの刷毛でオイルステインを塗っているところです。
STEP5
開けた穴にボルト、ナット、木材、袋ナットの順で通します。
STEP6
ひっくり返して底面の板をビスで留めます。
STEP7
ビス穴をダボで埋めたら完成。
淹れる時間がもっと楽しく
ペイントにボルト、サイドのフォント、すべてに統一感があり、自宅というよりはコーヒーショップのような印象。ドリップ中の佇まいもインテリアの1つとして楽しめます。
はじめはボルト部分を塩化ビニルパイプにしようと思ったそうですが、扱いやすさからボルトを選択。ドリップ中の安定感もバツグンです。
チェックポイント
ボルトを穴に通す時に塗料が剥がれることがあるので、プライマーをしっかりかけるとよいと思います。
今回作ったものの側面は高さ20cmでしたが、使ってる時はピッチャーとドリッパーが離れ過ぎてしまいコーヒーが飛び散るため、下に木のコースターを敷いています。なので今から挑戦される場合は、18cm程にしてドリッパーとマグの距離をもう少し近づけてもよいですね。
[RoomClip]
Photographed by ginkoさん