つるつるとした手触りで使いやすく、また経年劣化も楽しめるサクラ材の、シアワセを呼ぶと言われている宮島工芸製作所が作った宮島杓子に息づく日本の手仕事top

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さまざまな便利グッズがキッチンにあふれる昨今。日本の職人たちによる「台所道具」も負けてはいません。

例えば世界遺産・厳島神社で有名な、広島の宮島で作られている「宮島杓子(みやじましゃくし)」。ごはんをよそうたびに幸福が舞い込む「杓子」の魅力をご紹介します。


ごはんをよそうのは「杓文字(しゃもじ)」? 「杓子」?

辞書で杓子(しゃくし)を調べると、「飯または汁などの食物をすくいとるために、頭は小皿のようでこれに柄をつけた道具」とあります。

それに対して杓文字(しゃもじ)は、「飯や汁などをすくう道具。特に、飯をよそう道具」とのこと。

一般的にごはんをよそうものは杓文字と呼びますが、杓子発祥の地とされる広島県・宮島町では、ごはんをよそう道具をあえて「杓子」と呼んでいるそうな。

由来は諸説ありますが、寛政の頃(1800年頃)、神泉寺の誓真という僧侶が、ある夜弁財天の夢を見て、その琵琶の形の美しい線から杓子を考察し、御山の神木を使って作ることを島の人々に教えたことがはじまりと言われています。

この神木の杓子で御飯をいただけば、福運を招くという誓真上人の高徳とともに、宮島杓子は広く知られるようになります。

伝統工芸「宮島細工」の技術を、杓子やお玉、調理ベラなどに生かし、守り続けているのが「宮島工芸製作所」です。

ごはんをよそう毎日の「くらしごと」が、よりよくなるよう考えつくされたフォルムには、職人たちの丁寧な手仕事を感じることができます。


手にしっくりなじむ、持ち手の「丸み」

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たとえば持ち手。

「毎日使うこのだからこそ、ストレスなく握れるものを」という思いから生まれた丸みです。

持ち手の自然なカーブは、手のひらにフィットするように、職人たちの手によって生み出されたもの。

木本来のやわらさも相まって、絶妙な握りやすさを実現しています。

つるつるとした手触りで使いやすく、また経年劣化も楽しめるサクラ材の、シアワセを呼ぶと言われている宮島工芸製作所が作った宮島杓子に息づく日本の手仕事2
つるつるとした手触りで使いやすく、また経年劣化も楽しめるサクラ材の、シアワセを呼ぶと言われている宮島工芸製作所が作った宮島杓子に息づく日本の手仕事3

丸みは頭の部分にも採用されており、ごはんをこんもりおいしくよそうことができます。

また、無塗装で仕上げた天然木の宮島杓子は吸水性がよく、しっかり水に濡らしてからごはんをよそうことで、お米がつきにくくなります。


食材が混ぜやすい! フラットな調理ベラ

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すっかり宮島杓子に惚れ込んでしまったわたしが次に購入したのが「調理ベラ」です。

炒めものを作る際、食材を手早く均等に混ぜるためには、使い勝手のいい調理ベラが欠かせません。

宮島工芸製作所の調理ベラは、柄の部分を長くしているため、深めの鍋をかき混ぜるのにも便利なんです。

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また、長く持てるため、フライパンでの調理際、手への油ハネを防いでくれます。頭の部分が斜めになっているので、食材を均一に混ぜることができるのもポイント。

宮島工芸製作所の台所道具はすべて、さくら材をひとつひとつ丁寧にくり抜き、無塗装で作られています。さくら材は月日とともに赤みを帯びてきますが、それもまた、味わいになるはず。

宮島工芸製作所の商品は、公式サイトまたはAmazonでも購入することができます。

世の中には、とても便利なキッチンルールがたくさんありますが、日本の職人が守り続けてきた台所道具には、職人たちの経験によって生まれた機能性や利便性、そしてなにより「心」が込められています。

ごはんをよそうという、毎日の習慣に込められた家族の幸福。弁天様がきっとその願いを叶えてくれることでしょう。

しゃもじ・調理ベラ宮島工芸製作所
宮島工芸製作所[Amazon]

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