20代と40代、世代の違う2組のカップルの“ズレ”をリアルかつユーモラスに描いた映画『ヤング・アダルト・ニューヨーク』が、7月22日により全国で公開されます。
主人公はドキュメンタリー映画を手掛ける40代の夫婦。周りの友人たちが子どもを作って落ち着いていく中、人生に物足りなさを感じていた2人。ある日、自由奔放な20代のカップルと出会い、次第に影響を受けていくのですが…。
メガフォンを執ったのは、『フランシス・ハ』を手掛けたノア・バームバック監督。40代のジョシュとコーネリアをベン・スティラーとナオミ・ワッツ、20代のジェイミーとダービーをアダム・ドライバーとアマンダ・サイフリッドが演じました。
映画の舞台はニューヨーク・ブルックリン。バームバック監督は、自身の地元でもあるブルックリンのリアルな日常を描きました。劇中では彼らの暮らす家のインテリアも見どころです。
特に注目したいのは、ジェイミーとダービーの家。スマホやタブレットに釘付けのジョシュとコーネリアとの比較が皮肉っぽくて可笑しいくらいなのですが、タイプライターを愛用していたり……
ボードゲームで遊んだり……
いい感じのヴィンテージ家具を愛用していたり……
もちろん、壁一面にアナログ盤が並んでいたりします。コーネリアが彼らのアパートについて、「私たちなら捨てちゃうような物だらけだけど、すごくおしゃれなの」と無邪気に話すシーンなど、クスっと笑えるところもたくさんありました。
ちなみに、ジョシュの友人役でビースティ・ボーイズのアド・ロック(アダム・ホロヴィッツ)が出演しているほか、LCDサウンドシステムのジェームス・マーフィーが音楽を手掛けています。
監督:ノア・バームバック 『フランシス・ハ』『イカとクジラ』
出演:ベン・スティラー、ナオミ・ワッツ、アダム・ドライバー、アマンダ・サイフリッド
配給:キノフィルムズ
© 2014 InterActiveCorp Films, LLC.
7/22(金)TOHOシネマズ みゆき座ほかにてロードショー
『ヤング・アダルト・ニューヨーク』[キノフィルムズ]