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せっかく助かった命を、きちんと守りたい。

昭和26年から続くパルプ・紙の加工品や梱包用段ボール箱の製造メーカー「J PACKS」は、東日本大震災発生以後、被災地支援の一環として「暖段はこベッド」を開発しました。

J PACKSが被災地、避難所支援のために開発した暖段はこベッドは、段ボール製のベッドですがとても強度があり、組み立ても簡単

代表取締役の水谷さんとスタッフのみなさんは、復興庁の「東日本大震災において、震災関連で亡くなった方々の1/3は、避難所の生活環境が原因」という発表を知り、避難所生活の向上を目指して、このベッドを考案しました。

避難所では、床で雑魚寝をしなければならない時もあり、低体温症やエコノミークラス症候群、廃用症候群などの健康被害を招く可能性が高いです。

そこで断熱性のある「段ボール製簡易ベッド」を作り、段ボール製造業大手のセッツカートン株式会社と共に、約3,000床の「暖段はこベッド」を被災地に無償提供したのだそう。

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これで段ボールベッド1床分。とてもコンパクトです。

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中身はこれだけ。

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組み立て方は、まずミカン箱タイプの段ボール24個の底を、テープで貼ります。

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ひっくり返して、斜めに段ボール板を入れます。

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ふたをしてテープを貼り、段ボールの枠を広げて、ミカン箱を4つ入れます。

このときテープを貼らないでおくと、中の空洞を収納スペースとして活用できます。

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段ボールの枠を6つ並べて、段ボール板を2枚敷いたら、完成。

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同じサイズの段ボール板を2枚立てればパーテーションにもなり、プライバシーが確保できます。

J PACKSが被災地、避難所支援のために開発した暖段はこベッドは、段ボール製のベッドですがとても強度があり、組み立ても簡単_9

「え? 段ボールって強度足りてるの?」と思った方、安心してください。20人乗っても大丈夫ですよ。



「暖段はこベッド」を開発したJ PACKSは、2013年11月時点で、全国132自治体と防災協定を結んでいて、災害時に要請があれば、ベッドを避難所に導入する仕組みを作っています。

また、実際に使った方々からのフィードバックを受け、利用者が少しでも快適に、安全に利用できるよう設計を見直しているのだとか。

段ボールのプロフェッショナルであるからこそのすばらしいアイデアです。

ちなみに個人でも購入できます。詳細と購入はこちら:暖段はこベッド

暖段はこベッド[J PACKS]
段ボールベッドの作り方[J PACKS]

Photographed by J PACKS

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