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部屋を真上から見てみる「お部屋を上から見てみよう」シリーズ。

『工場萌え』や『ジャンクション』の写真集を出版されている「ヤバ景」フォトグラファー・ライターの大山 顕さんによる部屋探訪では、部屋を真上から撮った「部屋の平面図」と、「寝っ転がってポートレイト」を撮るのが恒例。いつもすてきな部屋と、そこに暮らす人を取材し、上から撮影されています。

無垢床リノベーション賃貸「TOMOS」に暮らし、共に建築・インテリア系の仕事に携わるTさん、Oさんカップルの部屋にお邪魔しました。

無垢材リノベーションであるgood roomのTOMO'Sに暮らすセンスが良くおしゃれなインテリアの部屋の間取り_1

間取り図

2方向に窓がある、光にあふれた部屋。

この写真、一脚の先に一眼レフカメラつけてそれを天井に押しつけて下に向けて撮ってまして。でかい自撮り棒を掲げて床撮ってるような状態。この状態で一歩ずつ移動して撮り、後で画像編集ソフトでちまちま繋げていくという、ものすごーく原始的なやり方で作っているのです。そうするとどうしても、それこそパース的に変な箇所が発生するんです。ちなみに、だいたい1回で2〜300枚撮って繋げます。今回は272枚でした(大山さん)

と、今回は「どう撮っているのか?」と気になっていた、大山さんの写真撮影についてもあきらかになりました。

無垢材リノベーションであるgood roomのTOMO'Sに暮らすセンスが良くおしゃれなインテリアの部屋のアンティーク
無垢材リノベーションであるgood roomのTOMO'Sに暮らすセンスが良くおしゃれなインテリアの部屋のひよこ

「銘菓ひよこ」の置物かわいい

建築のプロとインテリアのプロのカップルなだけあり、2人とも間取り図を見るのが好きなんだそう。

内見時はリノベーション工事中でしたが、図面で部屋をだいたい把握できたそうで、大山さんは「さすがプロだなあと感心した」そうです。

無垢材リノベーションであるgood roomのTOMO'Sに暮らすセンスが良くおしゃれなインテリアの部屋のDIYテーブル

そんな2人の暮らし、こだわりがないわけありません。

このテーブルは、好みの大きなテーブルになかなか出会えず、いっそ作ってしまえとDIYしたもの。Oさんのインテリアショップで手に入れた天板を乗せました。

無垢材リノベーションであるgood roomのTOMO'Sに暮らすセンスが良くおしゃれなインテリアの部屋_3
無垢材リノベーションであるgood roomのTOMO'Sに暮らすセンスが良くおしゃれなインテリアの部屋_4

インテリアにもこだわりが。

リゾートな雰囲気のアカプルコチェアと、MoMAパーマネントコレクションにもなっているボビーワゴン。こういうのがさらっと置いてあるのがほんとうにすてき。見習いたい(大山さん)

無垢材リノベーションであるgood roomのTOMO'Sに暮らすセンスが良くおしゃれなインテリアの部屋_5
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リビングと寝室に扉はなく、壁で空間が分かれています。

生活用品はリビングに置き、寝室にはグリーンのみを置くことで空間にメリハリを生んでいます。

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取材時に、大山さんは「片付きすぎていない」ことに驚いたのだそう。

インテリアは、基本的には1人暮らしの方がまとまりやすいもの。2人暮らしになれば、2人分の趣味や生活感が出てしまいます。

すてきな部屋なのに、TさんとOさんのこの部屋からは「専制政治」の雰囲気がしてこない。これが「片付きすぎてない」の正体なのではないか。ふたりとも各々好きにものを揃えていっているのに、絶妙にバランスしている。そういう感じがしたのだ(大山さん)

片付きすぎていない、というのはつまり「2人の趣味がいいバランスで混在している」ということなのですね。

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無垢材リノベーションであるgood roomのTOMO'Sに暮らすセンスが良くおしゃれなインテリアの部屋_11

そして今回の取材中、大山さんは2人の人生が重なり始めたワンシーンに出会いました。

「前からなんとなく集めちゃってるんですよ」と語るOさん。美術館、映画、ライブなどさまざまなチケットを、捨てずにとっておくのだそう。

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『DENKI GROOVE THE MOVIE?』のチケットが2枚ありました。「一緒に暮らし始めてから、2枚組になったんです」と笑顔で語るOさん。

ぼくが感動したのは、チケットには場所と時間が記されている、ということだ。あの日、あの時、あの場所に。こうやって集めて何年かたってから見返すと、見事に人生のログになっている。

誰かと一緒になるというのは、その人と同じ時間同じ場所にいる、ってことなんだよなあ、とあらためて思った。こうやって書くと「そりゃそうだ」なんだけど。それまで別々だったログがある時を境に合流する。それって尊いことだよね。そしてその合流地点になるのが部屋というわけだ(大山さん)

無垢材リノベーションであるgood roomのTOMO'Sに暮らすセンスが良くおしゃれなインテリアの部屋_15

チケットの半券など、いわゆる”生活必需品”以外のものにしか生み出せない居心地のよさがあるなぁと思わされます。

部屋をきれいに見せたいだけの人だったら、チケットをとっておいたりはしないだろう。やっぱりこのお二人の部屋のすてきさは独特だな、と思った次第(大山さん)

互いの趣味を許容し合うバランス感覚こそが、家に”住む場所”以上の魅力を持たせているのかも知れませんね。



大山さんが撮影・インタビューした部屋は、東京・大阪・名古屋で展開する部屋探しサイト「goodroom」が運営するコラム「goodroom journal」で公開されています。もっといろいろな部屋をご覧になりたい方は、good roomのWebサイトをご覧ください。

インテリア実例:部屋は「人生のログ」。好きなものに囲まれた、自然体のふたり暮らし[good room]

text by Leo Iizuka

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