和歌山県和歌山市にある「GuesthouseRICO」。

共同住宅をリノベーションして昨年末にオープンしたゲストハウスです。

地域の人々と関わりながら、屋上や1階のテナントスペースに「通常のゲストハウス」にはない新たな機能を増やしています。

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「RICO」とは、スペイン語で豊かさのこと。

今回はマネージャーの宮原崇さんに、地域の人を巻き込むDIYや、今後の展望についてお話をうかがいました。


誰でも気軽に訪れられる仕組みを作る

──通常のゲストハウス機能に加え、屋上に共有スペースを作ったのはなぜですか?

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はじめは、使われていない屋上がもったいないなと思ったのと、ゲストハウスの利用に関係なく、誰もが気軽に来られるスペースが欲しいと思ったのがきっかけで、屋上に手を入れ始めました。

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現在、屋上には利用者さんと一緒に食事ができるテーブルを用意して、屋上菜園でブドウやライムなどの果物を育てています。

今後は、客室の避暑も兼ねて全面デッキ張りにしようかと考え中です。


自分たちが欲しいものは、自分たちの手で作る

──屋上に共有の場を作るのに、DIYワークショップを開催するなど多くの方が関わったと聞きました。みんなでどんなものを作ったのでしょうか?

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まずは、食事ができる大きなテーブルを作りました。

製作中に、この木製のケーブルドラムが使いたいと思い即興で加えるなど、DIYならではの柔軟なものづくりができましたね。

後輪が出っ張っているのがいいでしょ?

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植物プランターは、ワークショップ参加者が好きな廃材を使って、自由に作ったんです。

ほとんどの参加者がDIY初心者で、インパクトや丸ノコを使うのは初めてでしたが、しっかりできましたし、いい味が出ていますよね。

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デッキスペースはまだ作りかけですが、電球を吊り下げて、夜も楽しめるスペースにしています。

横の小屋には屋根をつけて、室内で読書やコーヒータイムに使えるスペースを作る予定です。

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初めは正直、「かけられるコストが少ないので、せっかくなら自分たちが欲しいものは自分たちで作ろう」と思い、廃材を集めてDIYを始めたのです。

でも、協力して必要なものを作る経験は、時間を共有できるし、完成したものに断然愛着も湧くし、すごく大切だなと思いました。

それに、こういう作業を通して、地域の人が「ものづくりの楽しさ」を感じてくれるといいですよね。


この場所をみんなで成長させていきたい

──1階のスペースは、今後どんな空間にしていきたいですか?

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1階のスペースは壁をなくして、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアキッチンにしていく予定です。

コワーキングスペースでは、地元の大学と協働して、次代を担う若者を巻き込む環境を作っていきます。

また「RICO」の周辺は元問屋街で、お店を閉じた高齢者の方が多く住んでいて、周辺に買い物をする場所があまりないことが問題になっています。

そこで、シェアキッチンを使って、海外からのゲストに料理を作ってもらってそれを地域の方に振舞ったり、逆に地域の方々とゲストへの食事を作ったりと、食を通じたコミュニケーションの場になればいいなと考えています。

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ゲストハウスを始めて、これまで関わったことがない人との出会いや、ここを居心地いいと感じてくれる人の言葉に、いつもやりがいや楽しさを感じています。

これからも、関わってくれる人と共に成長して、「人のつながりの豊かさ」に気づいてもらえる空間を作っていきたいですね。

guesthouseRICO
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