おしゃれで便利な鋳物ホーロー鍋といえば「STAUB」。
キッチンにあるだけで料理上手に見えると評判ですが、見た目を裏切らない実力を兼ね備えているのが、STAUBのにくいところ。
STAUBのなかで絶大な人気を誇るのが、楕円形のフォルムが愛らしい「ピコ・ココット」です。
ポイントは重いふたの裏にある「ピコ」と呼ばれる突飛。
鍋にふたをして熱すると、食材に含まれる水分が蒸発し、湯気(水蒸気)が上がりますよね。
通常、煮込むときは吹きこぼれ防止にふたを少しずらして水蒸気を逃しますが、実はこの水蒸気には、食材の水分やうま味がたっぷり詰まっています。
ふたをずらすことで、おいしさの素を逃していたというわけです。
そこで登場するのがSTAUBの「ピコ」。このポッチをつたって水蒸気は滴になり、鍋に落ちます。
ふたの重さが吹きこぼれを防ぎ、湯気に含まれた水分とうま味がしっかり食材に戻ることで、ふっくら&しっとりとした仕上がりになる仕組み。
今回は、そんな「ピコ」の恩恵をたっぷり感じられる「アクアパッツァ」の簡単レシピを紹介します。
材料を入れて煮込むだけなので、料理初心者でもおいしく作ることができますよ。
『真アジで作るアクアパッツァ』
材料(3~4人分)
・真アジ(2尾)
・アサリ(1パック)
・ミニトマト(1パック)
・タマネギのみじん切り(1/2個分)
・種つき黒オリーブ(10個)
・ニンニクのみじん切り(1かけ分)
・イタリアンパセリ(1/2束)
・エキストラヴァージンオリーブオイル(大さじ4)
・白ワイン(1/2カップ)
・水(1カップ)
作り方
1.アジのウロコと内臓を取り除き、全体に塩を振って10分程置く。水分が出てきたらキッチンペーパーで丁寧に拭き取る。
2.STAUBにオリーブオイル大さじ1(分量外)を入れ、ニンニクのみじん切りとタマネギのみじん切りを香りよく炒める。
3.2に真アジを入れ、両面に焼色がつくまで焼く。
4.白ワインを入れ、アルコールを飛ばす。
5.アサリ、ミニトマト、黒オリーブ、水を加え、ふたをする。中火で15分程蒸し焼きにする。
6.仕上げにオリーブオイルをまわしかけ、イタリアンパセリを散らしてでき上がり。
おしゃれなSTAUB料理は、ぜひ鍋ごとテーブルへ。
魚が1匹まるごと入ったアクアパッツァを前に、ゲストが思わず「おお~!」と驚きの声をあげること請け合いです。
お好みでレモン汁やしょうゆをかけても、おいしくいただくことができますよ。
真アジだけでなく、タイやスズキ、タラの切り身などもおすすめです。
世界中の料理家たちに愛されているSTAUBは、シチューやカレーなどの定番料理にもぴったり。料理の腕がぐんと上がる魔法の鍋をぜひお試しあれ。
ピコ・ココット[STAUBオンラインショップ]
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