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ペンキを何重にも塗り重ねた廃材を、個性として生かした家具。

絶妙な色合いのデザインは、デザイナーのPiet Hein Eek(ピート・ヘイン・イーク)さんによるものです。

オランダのデザイナーPiet Hein Eekピート・ヘイン・イークによる廃材を利用してリサイクルやサスティナブルを意識した家具_1

Piet Hein Eekさんはオランダのデザインアカデミー出身。

スクラップ材木や工場廃棄物などの素材を利用して、リサイクルやサスティナブルなど、環境を意識したものづくりをされています。

1点1点手作りの表情豊かな家具は、大量生産品には生み出せない味がありますね。

今回は彼が製作したいくつかのシリーズを紹介します。


スクラップウッドシリーズ

オランダのデザイナーPiet Hein Eekピート・ヘイン・イークによる廃材を利用してリサイクルやサスティナブルを意識した家具_2

左:「スクラップウッド カップボード」 中:「スクラップウッド バースツール」 右:「スクラップウッド キッズハイチェア」

オランダのデザイナーPiet Hein Eekピート・ヘイン・イークによる廃材を利用してリサイクルやサスティナブルを意識した家具_3

「スクラップウッド スツール」

Piet Hein Eekさんの代名詞的なシリーズ。

「スクラップウッド カップボード」は、1990年、卒業製作のために製作したもの。これが注目を集めるきっかけとなりました。

自然の中で拾った材木などでできた家具は、きれいで歪みがない工場でつくる製品とは、真逆の魅力があります。


40×40シリーズ

オランダのデザイナーPiet Hein Eekピート・ヘイン・イークによる廃材を利用してリサイクルやサスティナブルを意識した家具_4

左:「40×40 キャビネット」 右:「40×40 アームチェア」

自身の家具作りから生まれる廃材をさらに活用した、モザイクタッチの家具。

漆塗りで、同じものは2つとないところに惹かれますね。


ワンプレート プリントシリーズ

オランダのデザイナーPiet Hein Eekピート・ヘイン・イークによる廃材を利用してリサイクルやサスティナブルを意識した家具_5

オランダのデザイナーPiet Hein Eekピート・ヘイン・イークによる廃材を利用してリサイクルやサスティナブルを意識した家具_6

左:「ワンプレート プリント キャビネット」 右:「ワンプレート プリント ロウキャビネット」

1枚の板を無駄なく裁断したシリーズ。

作る過程で出た廃棄物は、ごく小さなネジ穴の部分だけ、というこだわりようです。

方眼紙のような細い青線には、キリッとした清潔感があります。


オランダのデザイナーPiet Hein Eekピート・ヘイン・イークによる廃材を利用してリサイクルやサスティナブルを意識した家具_7

折りたためる、廃材を使った「ウォールランプ」

オランダのデザイナーPiet Hein Eekピート・ヘイン・イークによる廃材を利用してリサイクルやサスティナブルを意識した家具_8

左:廃材の梁をカラーリングした「ベンチワン ビーム ベンチ」 右:軍の廃棄テントで作られたソファ「バッグ チェア」

彼のつくる家具は「作品」と言ってしまいそうな佇まいですが、あくまでも実用を主眼に置いています。

人々が持つ「環境を考慮したい」気持ちと、消えない「消費したい」欲求。

そこからリサイクルという意識が生まれ、そこでもまた何かが破棄される。

そこでPiet Hein Eekさんが考えたのは、環境と欲求、その2つを同時に叶えるには「審美性」「機能性」「耐久性」を兼ね備えた家具を生み出す必要があり、それをサポートするのは、高品質の素材と職人の技であるということ。

それが彼の製品の根幹にある考えなのですね。

オランダのデザイナーPiet Hein Eekピート・ヘイン・イークによる廃材を利用してリサイクルやサスティナブルを意識した家具_9
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オランダ、アイントホーフェンにある彼のスタジオでは、ギャラリー、ショップ、レストランが併設されています。

所要時間2時間半のワークショップも行われていて、スツール、テーブル、ベンチの3種類から1つを選んで作ります。

70ユーロ(約8,200円)でPiet Hein Eekさんデザインの家具を手に入れられるなんて!



すべての製品はストーリーそのものである、と言うPiet Hein Eekさん。

経験や年月を経た素材が醸し出す美しさ、その背景にあるストーリーも知りたくなりますね。

日本では主にCIBONEで取り扱いがあります。

Piet Hein Eek
Piet Hein Eek[CIBONE]

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