料理初心者の方がそう思ったとき、まずは揃えると便利なキッチンツールとは?
一人暮らしの手狭なキッチンでも料理がはかどる代表ツールとして、フライパン・キッチンばさみ・トングを、「男子料理・基本のき」として3回の連載でご紹介します。
料理ビギナーのためのトングのススメ
トングは主にパンやパスタなどの食品を挟んでつかむための道具。
調理中、具材を炒めたり、つかんで裏返したり、パスタを取り分けたりと、幅広く活躍します。
トングがあれば、菜箸とヘラのいいとこどりができますよ。
種類はたくさんありますが、私のおすすめをご紹介します。
おすすめのトング6選
OXO ロック式トング
「OXO シリコンスプーントング」は、トング部分がナイロン製で、調理の際にフライパンや鍋を傷つけにくい設計になっています。
ナイロン製は耐熱温度が200~220℃なので、炒め物や揚げ物にも使用することができます。
広がらずに収納できるロック機能付きが、お気に入りです。
WMF バーべキュートング
「WMF バーべキュートング」は、先端が細くて菜箸としても使えるトング。
先端部が薄く作られているので、重い食材を扱うには向きませんが、小さなお肉のかけら・スライスされた野菜を簡単に掴んだり、ひっくり返すことができて、バーベキューにはぴったり。
食卓で使いたくなる、シンプルでスタイリッシュなデザインが素敵です。
オークス ゆびさきトング
「オークス ゆびさきトング」は、独自の加工でやわらかなバネ性を持たせ、自分の指のような感覚で自然に扱えるトング。
薄切り肉をはがす時、揚げ物の衣付けなど、指の延長のような使い心地で、器用に、手を汚さずに調理ができます。
つかみにくいニンニクを切るときにも便利です。
柳宗理 穴あきステンレストング
「柳宗理 ステンレストング 穴あき」は、ステンレス製の穴あきトングで、何よりフォルムの美しさが特長です。
先端部分がギザギザになっている一般的なトングと違い、余計な継ぎ目がない一体型で、緩やかな丸みを帯びた形状と持ちやすさは、柳宗理ならではですね。
水分や油分が多いものを扱うときには、抜群の使いやすさを発揮します。麺類もつかみやすいですよ。
ののじ サラダ用トング
「ののじ ホエールトング(野菜サラダをやさしくはさめるトング)」は、はさみ部分に複数のスリットが入っているので、具材をしっかりキャッチできるトング。
余分な汁気を落とす機能を持ったデザインです。
三和紙工 紙トング
最近ケータリングで見かけるようになった紙トング。
「三和紙工 紙トング」は、紙なのにしっかり掴めて意外と丈夫! しかも、使用後は燃えるゴミになるので、洗い物もありません。
トングと言ってもさまざまな素材や形状があります。
用途も多様化しているので、自分に合ったトングを探してみてくださいね。