今回は、アメリカ・NYからお送りします。
サンフランシスコ出身のDaniel Riosさんは、NYに引っ越して2年ほど。1階には4つの個室と広いリビングルーム、バスルーム、裏庭、地下1階にはプレイルームとトイレ1つというメゾネット物件に、友だちとルームシェアをして住んでいます。
NYでは一般的な、ルームシェアという文化。NYの生活の基盤を決める大きなポイントは、“ルームメイト”との関係にあります。Danielさん宅は、文化の異なる仲間が尊重し合いながら暮らす、風通しのいい空間でした。
職業:会社員
場所:アメリカ・NY Brooklyn Bushwick
面積:4LDK 120平米
家賃:非公開
築年数:リノベーション後 約2年 メゾネット・アパート
お気に入りの場所
大きな玄関スペース
Danielさんがサンフランシスコから持ってきた、お気に入りの写真が飾られています。
みんなで共有しているカクテルスペース
ルームメイトにバーテンダーがいることもあり、誰かが旅行へ行くたびに、いいお酒を集めているんだそう。
開放的なリビングキッチン
キッチンの収納の多さが、部屋の決め手だったそう。4人でそれぞれのモノを置くスペースを決めて使っているそうです。冷蔵庫には、この部屋で開催したバースデーパーティや、それぞれの旅の思い出、家族からの手紙などが飾ってありました。
「物価の高いNYでは、自炊が基本中の基本なんです。みんなでわいわいごはんを食べたり、ソファでまったり話したり、ゲストを呼んでのディナーもよくしますね」
広すぎる裏庭
30人は確実に呼べる裏庭。大好きな音楽を大音量で流しながら、バーベキューをするのが夏の週末恒例行事なんだそうです。
この部屋に決めた理由
昔からの友人がこの家で先に暮らしていたことと、「大きなリビングスペース」が決め手だったそう。それに、もうひとつのポイントが「室内洗濯乾燥機」。日本では当たり前のものですが、NYでは家に洗濯乾燥機があるのはレアなケースで、みんな大きな袋とコインを持ってランドリーに行きます。
「マンハッタンに出やすくて、かつ休日はゆっくり過ごせるように、ブッシュウィックエリアで物件を探しました」
残念なところ
Danielさんの部屋は大きな窓があり、バルコニーにも面しているので日当たりが抜群。
「ただ、自分の部屋の上が、上階の人のバルコニーなので、週末はパーティの音が気になって、眠れないこともあります」
お気に入りのアイテム
自転車
自慢の自転車。NYでは自転車の盗難が後を絶たないので、部屋の中にしまうのが基本。
パソコンスタンド
最近特にお気に入りなのが、Amazon Basicsのパソコンスタンド。友人の勧めで試しに購入してみたら、期待以上にパソコン作業が楽になったとか。家で仕事をする時に欠かせないアイテムとのこと。
Gemeniのターンテーブル
NYに来る前に、持っていたDJセットを売ってしまい、またNYで買いなおしたというGemeniのターンテーブル。
コーヒーマシーン
Bialetti Express Stovetop Espressoを使って、朝シャワー後に飲むコーヒーは、欠かせない日課とのこと。
クッション
サンフランシスコのブランドUpper Playgroundのクッションは、サンフランシスコから持ってきたんだそう。よーく見てみると、レコードがカリフォルニア州の形に切り抜かれたデザインになっています。
暮らしの裏技
空間の有効活用
収納スペースが少ない部屋は、壁やドアを有効活用しているそう。
「ドアにフックをかけたり、壁にカゴをネジで止めて、日常使うものをまとめておくと、すっきりした空間が保てます」
DIYのDJスペース
DJスペースの脚部分は、HomeDepot(日本でいう東急ハンズのようなお店)で、ブロックを1つ$2ほどで購入したものを、4つただ並べた簡単DIY。天板も自分で裁断、塗装して仕上げたのだそう。ブロックの中にも収納スペースができるので、一石二鳥のDJスペースです。
これからの暮らし
「僕が住んでるブッシュウィックエリアは、エリアに緑が少ないので、運動する機会があまりないんです。次に引っ越すとしてもブルックリンがいいけど、大きな公園があるプロスペクトパークエリアに住みたいと考えています」