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数人でシェアする生活もいいけど、もっと大勢で、地域とも関わりながら暮らすなんてどうでしょうか?

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ANTEROOM APARTMEMT OSAKA」は、築79年の歴史的な元通信ビルをリノベーションしてつくられた全48室のシェアハウスです。

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大阪府、阪急宝塚線池田駅から徒歩4分。駅から続く商店街のアーケードに面する4階建ての建物で、6タイプ全48室の居室とともに、天井高4.6mのリビングルームやカフェスペースをはじめとした多彩なシェアスペースがあります。

建物の企画・設計・運営を手がけるのは、UDS株式会社

UDSは、まちづくりにつながる企画から設計、運営まですべてを手がけていて、現在シェアハウスやホテル、ホステル、飲食店、コワーキングスペースなど、幅広い事業を展開しています。

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「ANTEROOM APARTMEMT OSAKA」ができた経緯について、UDSの地域コーディネート部マネージャー、三浦さんにお話をうかがいました。


若者を呼び込み、地域と繋ぐシェアハウス

──もともとの建物を、どう活かそうと考えられましたか?

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もともとこのビルは、通信会社の基地局として使われていたものです。保有している通信会社の技術が進化していく中で徐々にその役割を終え、あらたな活用方法が求められていました。通常であれば建て替える選択肢もありますが、歴史ある建物であることや環境への配慮を考え、なるべく壊さずに活用するという前提で計画がスタートしました。同時に、大きな建物の再生は「公共的な側面」を持つので、何か地域に還元できるような使われ方を取り入れるべきだと考えました。

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さまざまな選択肢を検討した結果、2、30代の若者をターゲットに、池田というエリアで大勢の仲間と楽しく暮らす「シェアハウス」を提案しました。シェアハウス内でのコミュニティはもちろんですが、商店街を始め地域コミュニティとも繋がり、将来的に地域の活性化に繋がるのではと考えました。地域に愛着をもつことで、シェアハウスでの暮らしがより充実し、もしかすると「そのまま定住したい」方が出てくることも期待しています。

しかし、若者をいかに呼び込むか、そして地域のコミュニティとどう繋いでいくかという課題がありました。

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この問題をクリアするため、建物のコンセプトに置いたのが「アート&カルチャー」です。以前から弊社が運営していたギャラリー併設のホテル&アパートメント「HOTEL ANTEROOM KYOTO」の事例を参考に、積極的に関西在住のアーティストとコラボレーションを行いました。アンテルームブランドとして話題性を作ることで、アート好きの若者へのアプローチを試みたのです。アート&カルチャーを共通項にさまざまな人が集まり、活気あるコミュニティが育つように、イベントなどを仕掛けています。

玄関から始まり、建物の至るところにアーティストの作品が置いてあります。どこに作品があるか、探してみるのもおもしろいと思いますよ。


──建物をリノベーションする中で、大変なことはありましたか?

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大きくは2つありましたが、1つは手続きについてです。古い建築物なので、改修に必要な資料を揃えるのにかなり苦労しました。利用目的を事務所から住宅に変更するのはあまり前例がない手続きだったので、かなり大変でした。管理していた通信会社と行政に全面協力いただき、なんとかクリアできました。

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もう1つは、1フロアの面積が非常に大きいため、一般的な部屋割りをすると中央に広い余剰スペースができてしまったことです。そこで、逆にその余剰を活かし、ライブラリーコーナーやリラクゼーションスペースなど、用途の異なる4つの共有スペースを設け、住人の多様なライフスタイルを受け入れる構成にしました。

また、大きな電話の通信機器を入れる通信局ならではの要素を活かし、4.6メートルもの天井高のある共有ラウンジを作ったり、あえて配管をむき出しにしたビンテージ感のあるデザインにすることで、新築のマンション、シェアハウスとは異なる、独特の魅力がある空間を実現しました。

 

考え方もシェアする豊かな暮らしが、次のライフスタイルをつくり出す

──この場所で、住人にどんな暮らしをしてもらいたいですか?

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部屋数が30を超える大型シェアハウスは、関西では数えるほどしかありません。このシェアハウスは、空間のいたるところに、アートやグラフィック、本、音楽など、創造性を刺激するアイテムを散りばめています。新しい刺激に満ちた日々と、次の出会いへつながっていくような暮らしを提供しています。

同時に、大きなシェアキッチンで、地域の方も巻き込んだ食に関するイベントを行うなど、地域との接点をより活発にしていきたいと考えています。先日は、エントランススペースを利用したオープンマルシェを開催しました。商店街のコーヒー屋さんや地元野菜の移動販売店などが参加し、地域の人たちも足を運んでくれて、住人との新たな交流が生まれるイベントとなりました。

施設やものだけでなく、各自の考え方やアイデアをシェアすることで、より豊かな暮らしを実現し、次のライフスタイルをつくり出す場になってくれれば嬉しいですね。

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「ANTEROOM APARTMEMT OSAKA」では、週末の住宅見学会以外にも、住人以外の方も参加できるイベントを実施していく予定だそうです。気になった方は、ぜひ一度足を運んでみてください。

ANTEROOM APARTMEMT OSAKA
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