国内外問わず、多くの人を魅了してやまない街「京都」。
そこに存在する「KYOTO ART HOSTEL kumagusuku」は、”アート”と”ホステル”を合わせた施設。
展覧会の中に宿泊し、美術を“体験”として深く味わうことができる宿泊型アートスペースなんです。
空き家をリノベーションしたこの施設では、年1回のペースで展覧会が開催され、その度にガラリと異なる宿泊空間に変貌するのだそうです。
「kumagusuku」には、こんな思いが込められています。
私たちは、美術とは単に癒しや美しさのためだけでなく、日常をあらたな視点から捉え直し、世の中に様々な問いを投げかけるものだと思っています。
そんな空間で一晩を過ごすことは、宿に本来求められる快適さや利便性からは少し離れているのかも知れません。
しかし、時に鑑賞者の価値観を覆し、心を揺さぶるような”体験”がそこには存在します。
「宿泊型アートスペース」というコンセプトの下、施設全体を展覧会場として、寝る、食べる、入浴するといった人間の営みに、アーティストがさまざまなアプローチをします。
4タイプの部屋があり、最大定員は8名。
Room1は、1名利用のシングルルーム。机付きのシンプルな部屋です。
Room2は、1~3名利用が可能なトリプルルーム。ロフトタイプの2段ベッドとソファベッドがある部屋。
Room3は、1~2名利用が可能なロフトタイプのツインルーム。ベッドサイズは、通常サイズと小さめサイズ(180cm)の組み合わせです。
Room4は、1~2名利用が可能なツインルームで、シングルベッド2つ、テラス付きのデラックスルーム。
部屋はすべて個室で、浴室、トイレは共用です。
日替わりで提供される和食、洋食の朝ごはんがおいしそう!
予約やお問い合わせはこちらから。1棟貸し切りも可能です。
2015年10月から2016年9月末まで行われている企画展はこちら。「THE BOX OF MEMORY-Yukio Fujimoto 記憶のための箱——家を、このように定義してみる。」です。
建物を1冊の書物としてとらえた空間を堪能することができそうです。
旅をすると、「日常」から離れる体験ができますが、「kumagusuku」では、さらに「日常をあらたな視点から捉え直す」経験ができるんです。
京都好き、アート好きはぜひ一度、ここでしか味わえない体験を。