春だし、部屋をちょっと変えたい気持ちになりますね。
雑誌に載っているような、同系色でまとめた部屋は一気には難しいし、白くてすっきりときれいすぎる部屋は維持できないし……。あるだけで部屋にこなれ感が出る「名脇役」を、手軽に取り入れたいものです。
そこで、すべて手作りでインテリア製作をするノルウェーのデザインユニットFunkyDorisから、部屋づくりのアイデアをご紹介します。
主張しすぎず、部屋の主役になるクッションを取り入れる
見れば見るほど、吸い込まれそうになる大きな黒円が印象的なクッションと、グラフィカルなドットのクッション。
シンプルな美を追求したこれは、枕シリーズのひとつ「Albert pillow」と「Grunnar pillows」。
落ち着いたカラーとポップな柄が、ソファやベッド周りの空間をキュッと引き締めてくれます。
部屋がカラフルになるクッションで、フォトジェニックな部屋に
「Lily-pillow」は、落ち着いたカラーが目印です。シンプルなのに、ソファにひとつ置くだけで、一気にこなれ感が増しそうです。生地素材はベルベット地で、使い心地も文句なし。
白い壁や、植物との相性も抜群です。新しいカラーを取り入れて、明るい部屋をつくってみたいですね。
置くだけでおしゃれ。使い方を模索したいキャンドルホルダー
「Lydia candleholder」は一見花瓶にも見えますが、キャンドルホルダーです。
インド木材、エナメル材、真鍮と3素材から選べ、高さ22センチのものから30センチのものまで、3サイズで展開。インド木材のキャンドルホルダーは、カジュアルな部屋にぴったりです。
キャンドルを立てなくても、さまざまなサイズを組み合わせて部屋のアクセントにするなど、部屋作りの想像力をかきたてるキャンドルホルダーです。
味のあるうつわを、あえて普段使いする
「Ebba bowl」は、手描きの味のあるストライプが特徴的なうつわ。うつわの先にいる作り手の体温が感じられるような、既製品では出せない味わい深さですね。
エナメル鋼製という光沢のある素材だけに、存在感があります。テーブルウェアに用いれば、一気に目を引く存在になること間違いなし。飾りとして、中にポプリを入れて使ってもよし、食事のときのサラダボウルやスープボウルとして使ってもよし。
どのプロダクトも、ぬくもりがありつつ、少し遊びココロが感じられるデザインばかり。手作りされた味のある北欧家具を、部屋のアクセントに取り入れてみてはいかがでしょう?