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「暮らし」と一口に言っても、そのあり方はさまざま。

ミニマルな暮らし、ゴージャスな暮らしなど、いろいろ思いつきます。そして、突然故郷を追われてはじまる、苦しい暮らしなんかもあります。

その苦しい暮らしを送る人々の一部は難民と呼ばれ、逃げ延びた先の新たな土地で、ゼロから生活基盤を築きます。しかしそれはとても難しく、苦しい暮らしから抜け出せなくなってしまう人が大半です。

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そんな難民問題を解決すべく、立ち上がったのは、ドイツのベルリンにあるCUCULAという会社。CUCULAというのは、西アフリカの言語で”繋がり、ともに働く”という意味を持つ言葉です。

難民の背景を持つ人々と共にクラフトとデザインを製作するCUCULAの目的は、彼らの経済的な自立をサポートするというもので、そのために必要な工房や教育プログラムを展開しているんです。

現在は5名の難民の背景を持つプロジェクト参加者が、クラフト製作やデザインを行っています。

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このプロジェクトは、彼らがドイツの市民権と労働権を獲得するために、教育を受けながら働き続けられるようにプログラムされているのが特徴です。

彼らはつくった家具を売ることで授業料や生活費を補いながら、家具づくりのプロフェッショナルを目指し、そして、安定した暮らしを得ることが目的です。

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参加している難民の背景を持つ人々の多くは、西アフリカからドイツに来ており、紛争や深刻な飢饉から生き延びるためにヨーロッパに避難してきました。

そんな彼らが教育を受けて、日々家具を製作しながら異国で自立した生活をすることを目指す。まさに、家具による将来への希望が満ちたプロジェクトです。

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日々のワークショップでは、木材を使用した家具を主に制作しています。

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製作された家具には製作者ひとりひとりの想像力や、個人的なストーリーを活かしたものとなっているのがポイント。

と同時に、ハンドメイドならではの遊び心に惹かれます。

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家具の制作を通して、難民の背景を持つ人々がより安定した生活を送れるようにサポートするプロジェクト。

CUCULAの公式ホームページには作品や活動が細かく掲載されているので、詳しい情報はこちらからどうぞ。

家具は暮らしを支えるだけでなく、誰かの暮らしをサポートする力を持っている、そんなことが学べるプロジェクトが世界中にもっとできたら素敵ですね。

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