160322EChako

SHARE

空間の作り方、内装の壁や吹き抜け。モダンな発想のはずなのに、なんとなく懐かしくてノスタルジック。

160322hako01

開放感あふれる広々としたリビングに、自然光がたっぷり入るトップライトの間取り、とても古い家とは思えません。

でも、この「高円寺のリノベーション」は、作品名通り、アトリエハコ建築設計事務所によってリノベーションされた家なのです。

160322hako10
160322hako03

鉄骨3階建てのテナント付き住宅、2・3階部分のオーナー住居のフルリノベーション。かつては5人家族が暮らしていた住まいを、1人暮らしに変化させました。

お施主さんからは、隣接する飲食店の匂いや音やネオンの光、西日や熱こもりや冬期の寒さなど、気になっていた問題を軽減したいという要望でした。

まずは上階の床部分を撤去して、リビングに大きな吹き抜けをつくり、大胆な変化をつけました。

160322hako07

改装前にあったさまざまなピースをできるだけ活用して、この家での「思い出」をしっかりと受け継いだ家になっているんです。

例えば、既存のシステムキッチンはそのまま生かし、使い慣れたキッチンのまま、空間だけ広くきれいに生まれ変わらせました。

160322hako02
160322hako06

ダイニングの家具や建具や照明、年季を感じますよね。これらも、使っていたものをそのまま再利用しました。

家には木や珪藻土など、自然でやわらかい素材を多用したことで、モダンなデザインながらも、家具との調和が生まれています。

160322hako09

リビングの障子フレーム、よく見ると確かに長く使われてきた味わいがあります。

160322hako17
160322hako04
160322hako11
160322hako12

階段をのぼった3階のベッドルームには、障子の衝立(ついたて)や、お施主さんのお母さまが使っていた収納扉をそのまま使いました。

160322hako13
160322hako14

収納そのものは新たに制作して、扉や襖は使っていたものを引き継いだ棚も。

160322hako15

古い建物は「寒さ」が大敵。窓をサッシごと取り替えなくとも、ツインカーボの「内窓」を追加することで、断熱性と防音性を向上させています。

160322hako08

慣れ親しんだインテリア、長く住んできた家の空気を継ぎながらも、開放的にリノベーションされた「2代目」の住まい。

家という箱はきれいで暮らしやすいものになっても、家具や小物は家族の歴史を残した使い慣れたものがぴったりとはまる、建築家の技を感じますね。

高円寺のリノベーション by アトリエハコ建築設計事務所/ATELIER HAKO ARCHITECTS [homify]

160322EChako

この記事を気にいったらいいね!しよう

ROOMIE(ルーミー)の最新情報をお届けします。

あわせて読みたい

powered by cxense