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狭い土地に何人も集中するのが都会ってもの。大家族で暮らせると嬉しいけれど、都会の狭小地に建てられる家なんて、限界だらけ……。

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しかしながら、homifyで紹介されていたアトリエハコ建築設計事務所による、12.9坪の敷地に建つ住宅「八幡山の二世帯住宅」を見ると、工夫に工夫を重ねれば、狭小住宅にもこんな可能性が! と、目からウロコが落ちる思いが……。

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まずは、家の中心ともいえる2階のLDK。大きな吹き抜けと、いくつもの窓が支配する明るい空間です。

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カウンターキッチンの向かい側のリビングダイニングスペースは、大きな出窓によって、明るさと広さを感じられる空間作りに成功しています。

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たくさんの食器が収まるように、何層もの仕切り板をあつらえた多目的棚。これはありがたい……。

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キッチンで作業しつつ、ふと見上げれば正面に小窓が。できるだけ空間が閉鎖的にならない工夫が、ここにも見られます。

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密集した地域に3階建てを建てるには、建物の高さ制限も気にしなければなりません。1階ずつの高さを抑えるために、天井の木の梁をあえてむき出しにして、「天井裏」をなくしました。梁が見えることで、木のぬくもりがただよいます。

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この家、二世帯住宅ということで、玄関やお風呂は共有しつつ、実はそれぞれ1階と2階に台所があるんです。1階のLDKも、2階と同様のレイアウト。

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階段はらせん状になっていて、狭小地ならではの省スペース化を実現。

階段の途中にはニッチ棚(埋め込み式の棚)が。ちょっとしたところに、デザインの気遣いがあります。一輪の花を飾るだけで、殺風景な階段が華やぎそうです。

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そして、なによりもこちら。階段をのぼった3階のトップスペースは、コンパクトな書斎になっています。家族がそれぞれ部屋で落ち着いている頃、誰もいない階段や踊り場が、意外にも静かに集中できるスペースになるという大発見。

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3階スペースには複数の個室が。窓が大きくて明るいです。屋根裏部屋のような三角形の天井と室内小窓がかわいいですね。

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3階は、小窓から2階にいる家族の気配が感じられます。これこそが、家族のいい関係性を保つ秘訣……?

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3階には小さなバルコニーもあります。

こうして外が見えると、かなりオープンな印象。しかも3階だから、周囲からは見られにくいし。

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限界だらけのスペースなのに、緑を飾れる庭まで整っています。3階のバルコニー下のスペースは日当たりがよく、大きな窓集まっていますが、緑が視線を遮ることにもなりそうです。

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まさに工夫だらけ、アイディアが詰まった家。

家族の賑やかな笑い声が響きそうなすてきな住宅に、魅了されてなりません。

八幡山の二世帯住宅 by アトリエハコ建築設計事務所/ATELIER HAKO ARCHITECTS [homify]

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