せっかくならアーティスティックなお家に住みたい! なんて方、いらっしゃいませんか?
もしいらしたら、このモンドリアン住宅も、ぜひ参考になさってください!
赤・青・黄のコンポジションで、不規則な黒枠エリアを塗るというスタイルは、19世紀から20世紀にかけて斬新なアートパターンを世に送り出した、オランダ出身の画家ピエト・モンドリアンの抽象絵画からインスピレーションを受けたものです。
イタリアの建築家でありイラストレーターでもあるFederico Babina氏が、これをもとに遊び心と想像力溢れるイラストレーション・シリーズ『ARCHIST』を描き、その一つ『MONDRIAN(モンドリアン)』という建築デザイン作品を過去にルーミーでも紹介しました。
果たしてこんな住宅が作れるのか、非現実的じゃないか、と思っていたのに、なんかできちゃいそうないですか!
金融業界で活躍しつつ、近年は建築デザイナーという別の顔でも活動しているという異例のキャリアを持つVasily Vasilyevich Klyukinさんによる、モンドリアンデザインの家「VILLA MONDRIAN」。
なかなかインパクトのあるデザインですよね。実はこれ、まだ現実の建物ではないみたいです。
ですが、こうして見ると、実現できそうに見えてきます。
例えば白い壁の部分のみ、薄いフィルムを貼ったガラスにするとか。そうすれば内部にしっかり光も入ります。
それに、滑り出し窓や、内倒し窓を採用することによって、風通しもよくなりそう。
Klyukinさんによれば、すでにインテリアのイメージができていて、このデザインでもしっかりと住居としての役割を果たせるのだとか。これが実現したら、デザイン、素材、そしてアート性など、様々な点で話題を呼びそうですね。
ただ、何かの施設と間違えて訪ねてくる人も増えそうです。
美術館と勘違いされたりするのかな? 地域の目印になるのは間違いないですね。
それもまた面白いかな。