バター大好き。
朝の食パンにはもちろん、ジャガバターとかマッシュポテト、それにスコーンとかパスタに入れてみたり、炊きたての白米に明太子とバター乗せてとか。
しかしひとつ気がかりが……と同じ気持ちを持つ方が、アメリカはテキサス州オースティンにいらっしゃいました。ダグ・フォアマンさんです。
そうそう、バターってなんでサラーっと溶けないのかしら? 食パンに塗ったら1箇所だけ固まっちゃったり、ポップコーンにまぶしたと思ったら全部に行きわたってないじゃん! とか、フライパンに敷いたらドンドン焦げてきちゃって、適量入れたと思ったら入れすぎだったり……あーイライラする! バター大好きですけど。
そこで考えたのが、我らがダグ。「スプレーしちゃえばいいんじゃない?」でも、オイルスプレーはあるけど、バターって固まってるし……。
実は米国でのバター消費量はここ40年、うなぎのぼり。ダグは考えました。「バターをもっと効率的に使い、貯えておく方法はないだろうか?」全世界のバター好きの救世主となるか、ダグ?
やってくれました。ダグが考案した「BIEM」。秒単位でスティック状のバターがスプレーとして噴霧できるバタースプレーなんです。あったまいい!
こちらの「BIEM」、たくさんのプロトタイプを製作し、テストすること数年。ダグが思っていたよりも、開発は困難を極めたようです。
苦労の甲斐あって、構造は至って簡単。ケミカルなものは一切使用せずに熱と空気だけでプシャー! っとバターを噴霧できるってんだから驚きです。
例えばベタベタと塗りたくっていたトーストだってこの通り。
ポップコーンにひと掛け。いつものポップコーンが、映画館のあの味に早変わり!
コーンバターもこの通り。ホームパーティでBiemしたら盛り上がりそうですね。
バターって高いからなとか、調理のときに量が分からんとか、特にちょっとコレステロールが気になります……なんて人に最適!
「The biēm Butter Sprayer」は目標額を大きく突破し、発売を待つばかりとなっています。
ありがとう! ダグ!