この春、人生初のひとり暮らしをすることになったルーミー編集部の緑川。
もうすぐ引っ越しということもあり、すでにいろいろな家具屋さんを巡っているのですが、なかなかいい家具が見つからないとか……。
使う家具は、いいものが欲しいんです! 豪華1点主義を目指すわけではありませんが、部屋にひとつ「良い家具」があるだけで、インテリアの雰囲気も変わりますし、何よりも毎日が楽しくなると思うんです。今回は10万円以内で買えるソファが目当てですが、ほかにも私の心を掴む家具があればいいな……。
そんな彼女に、編集部がおすすめしたのは新宿にある「IDC大塚家具」のショールーム。
少し前までは高級なイメージがあって入りにくかったのですが、2月の大幅リニューアルを機に、若者でも気軽に行けるお店になったとか。
そこで、さっそく新宿のショールームへGO!
彼女が探しているのは、ソファ、ダイニングテーブル、そしてマットレス。一度に全部を揃えるのは無理でも、まずはひとつだけでも引っ越し前に買っておきたいところ。予算は、ちょっと奮発して10万円以内。そして長く使えそうなもの。
エントランスはこんな感じ。かなり開放感あります!
しかも、この8階建てビルすべてが大塚家具のショールームというから、これまたビックリ。正直、丸1日いても時間が足りないかも……。
今回の家具選びで、緑川の強い味方になってくれたのは、建築学科卒でガウディの「サグラダ・ファミリア」が好きだというアドバイザーの小川典子さん。
緑川と年齢が近いこともあって、あーだこーだいいながら相談に乗ってもらってるようです。
というわけで、緑川のために小川さんがセレクトしてくれたアイテムをひとつずつご紹介します!
ソファ:「ベッディ」 69,660円 (税込)
まず紹介してくれたのは、2.5人掛けのソファ「ベッディ」です。新商品でありながら、すでに大人気のようで現在入荷待ちの状態。
よく見ると、まん中の足が浮いているように見えるのですが?
これは“補助脚”といって、ソファの中心に負荷がかかったときだけ床につく脚なんです。ゆったりしたサイズなので、横に寝ころがって使ったり、3人で座ることもできます。
丸みのあるかわいいデザインが特長で、特に若い方に人気です。座クッションはリバーシブルなので、気分にあわせて変えることもできます。
床とソファ本体の間に15cm程のすき間があるので、お掃除ロボットをお使いのお客さまにもおすすめですよ。(小川さん)
そうそう、床とのすき間って掃除のとき、意外と気になるポイントなんですよね。
また、クッション部分が分かれておらず1枚なので、好きな場所に座れるところも人気の理由。さらに、カラーは落ち着いたグレー色で、どんな雰囲気の部屋にもマッチしてくれそうです。
ダイニングテーブル:「シネマ2」 69,940円 (税込)
緑川が探していたのは、ワークデスクにもなる少し大きめのダイニングテーブル。そこで、小川さんが紹介してくれたのが「シネマ2」という木製テーブル(サイズ:幅1350mm×奥行800mm×高さ720mm)です。
こちらのダイニングテーブルは角の部分が少なく、丸みのある優しいデザインで人気なんです。女性のひとり暮らしなら、北欧っぽい雰囲気はおすすめですね。
大塚家具の取扱商品でもベストセラーのひとつでもある「シネマ2」は、無垢材のテーブルとしてはかなりお買い得です。シンプルなつくりなので、どんなテイストのお部屋にも合わせやすいと思います。(小川さん)
温もりあふれる触り心地は、無垢材ならでは。シンプルなデザインながら、細部までこだわってつくられています。
さらに、ここでお得情報をひとつ。
大塚家具では「最低価格保証」というポリシーがあるそうで、ざっくりいえば「国内で同じ商品が同じ条件で、大塚家具より安い場合は、遠慮せずに相談してね」というもの。
早い話が、他の販売店との価格勝負なら大塚家具にお任せあれということ。これは心強い!
マットレスシングルサイズ:「オネスティ2」69,800円 (税込)
「上質な暮らしには、上質な睡眠は欠かせません」という緑川も、どのメーカーのマットレスがいいのかまったく知らないといいます……。お願いします、小川さん!
はい(笑)。おすすめは「レガリア」のマットレスです。「レガリア」は、米国の老舗マットレス専門メーカー「キングスダウン社」と大塚家具が共同開発したマットレスブランドです。「キングスダウン社」は100年以上、マットレスだけをつくり続けてきたメーカーですので、品質は間違いありません。
最近のトレンドとしては、フィット感を重視してマットレスを選ぶ人が増えています。特に女性の場合は、血流を圧迫させないという意味でも、身体にフィットするマットレスの方がぐっすり眠れると思いますよ。(小川さん)
キングスダウン社のマットレスは、日本では大塚家具だけの取り扱いなんだとか。へぇ、そうなんだ。
グレードはいくつかあるようですが、エントリーモデルの「オネスティ2」がいちばん人気だそうですよ。
さて、緑川のお気に入りは?
どれもこれも欲しくなるナイスセレクト! そして、この3アイテムの中から、ルーミーの緑川が選ぶベストチョイスとは?
こちらのソファに決定! その理由とは?
なんといってもデザインがかわいい! 横にもなれるし、ゆったり使えるところも気に入りました。
クッションのかたさもちょうどいいし、この品質でこのお値段なら、かなりお買い得だと思いますね。(緑川)
新しいおうちはけっこう広いみたいで、ソファを置くスペースも十分にあるんだとか。というか、ひとり暮らしで、こんな立派なソファがあるなんてうらやましすぎ!
ここは家具好きの「穴場スポット」かも!
大塚家具の新宿ショールームには、家具だけじゃなく、照明からインテリア雑貨まで、約30,000点のアイテムを取り揃えています。
え? あまりにも多すぎて探すのが大変そう? いえいえ、ここ大塚家具に限っては、そんな心配はいりません。
というのも、先ほど家具選びを手伝ってくれた小川さんのように、困ったときは店内のアドバイザーが、どんなことでも気軽に相談に乗ってくれるからです。
しかも、店舗スタッフ全員が、すべてのフロアを案内できるだけの知識を持っているため、部屋のトータルコーディネイトだってお願いできるんです。
7階ベッドコーナーにはiPadが設置され、「ベッド選びのポイント」について調べることもできます。ひとりでじっくり見たい派には、こちらもおすすめ。
ちょっと疲れたときには、この開放的な空間でドリンクでも飲みながらひと休み。こういうホスピタリティの良さも、家具を見るときの大切なポイントですよね。
いままで家具を買うなら「目黒通り」なんて思ってた人も、たまには「新宿エリア」もチェックしてみてはいかがですか。もしかしたら、意外な掘り出しものが見つかるかもしれませんよ。
Photographed by Junmaru Sayama