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2階建ての家って、1階は通行人や街の空気を感じることができて、2階は空や太陽の光をたっぷり感じられることが多い気がします。物理的にそれぞれとの距離が近いので、それはそうかもしれませんね。

ところが、それがまったく逆の家、見つけてしまいました!


えんぴつみたいな形の、白くてかわいらしい家、「空の見える下階と街のような上階」をつくったのは、栗原健太郎さんと岩月美穂さんによる建築家ユニットstudio velocity。作品名の時点で、どういうこと? と疑問に思ってしまいます。

母屋の敷地内に建つ若いご夫婦のためのこの家。さっそく2階から家をのぞいてみると……、

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最高高さ7mの広々としたワンルームのリビングに、高さの異なる4つの棟がニョキニョキ生えています!

なんだか、家の中にビル群や家があるみたい?

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棟と棟の間の空間が、いろいろな役割を果たします。広いスペースはリビングに、小さなスペースは廊下や隠れ家に。壁で仕切らなくても、こうやってゆるやかに空間が別れているんですね。

子どもたちが目をキラキラさせながら、かくれんぼや鬼ごっこに夢中になってしまいそうな空間。

棟に囲まれると、本当に街の中に佇んでいるようです。

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ランダムに見えて、視線の抜けを計算して設けられた開口部が、2階の光を1階まで届ける仕組みです。

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秘密基地への入り口みたいな棟は……なんと、階段棟。

階段棟は1階の子ども部屋、寝室、バスルームなどのプライベートな空間にそれぞれ続いています。2階とガラリと雰囲気が異なる、木を活かした風合いです。

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1階の個室ひとつひとつに、外の草原へ続くドアがついているので、思い立ったらぱっと外に出られます。自然が近い家って、すてきですね。

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1階なのに空や太陽の光を感じることができて、2階なのに街の中にいるみたい。そんな不思議な体験ができる遊び心がありながら、住む人の心地よさがきちんと考えられた、魅力的な家の紹介でした。

空の見える下階と街のような上階[studio velocity

photographed by Kentaro Kurihara

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