「泊まれるギャラリー」って聞くと、なんだかワクワクしませんか? お泊まり会とか、林間学校とかみたいな、あの「今夜は普段とちょっと違う夜になるぞ感」、たまらないですね。
そんなワクワクを生み出しているのは、「Bed & Art Project」。気鋭のモダンアーティストと組んで、旅行者がアートにどっぷり浸れるホテルをプロデュースしていて、池袋と京都にひとつづつ「泊まれるギャラリー」を作りました。今回はその第3弾ということなんですね。
この「泊まれるギャラリー」には、さまざまなアーティストが参加しています。
参加の理由は「アートの知名度をあげるため」。アーティストとして、アートのために参加しているというのが魅力のひとつ。
というのも、アートと人の距離が近い欧米では、ギャラリーの数、そしてそこへ足を運ぶ人がとっても多いんです。しかし、日本ではそうもいかず。市場の規模がとても小さいため、アーティストは収入を得にくい状態です。
そこで、アーティストたちが共同して「泊まれるギャラリー」をつくり、普段アートと関わることが少ない人たちが気軽にアートに触れる「場」をつくり上げてしまおう! というのがこのプロジェクト。
ゆくゆくは、周辺の施設を巻き込んで、街全体をアートにしてしまう計画もあるのだとか。
「Bed & Art Project」は、クラウドファンディングで協力者を募集中です。
欧米の都市のダウンタウンのように、日本の街の中にもギャラリー街があったら、街を歩くのがもっともっと楽しくなるんだろうなぁ。
このプロジェクトの支援は、2月27日(土)午後11:00まで。アートな空間に泊まってみたい人はチェックしてみてください。