映画『ショコラ』で、主人公がチョコレートづくしのパーティーを開いたシーンで、ステーキにチョコレートをかけていたので度肝を抜かれたのを覚えています。甘いのか苦いのか想像もつかなくて。でもたまらなく美味しそうだったんですよね。
気になって調べてみると、ココアやチョコレートを使ったサラダ、お肉料理って、実は世の中にたくさん存在しているらしい。
もうすぐバレンタインですし、今年はチョコレートのお料理なんていかがでしょうか?
例えば上の写真は、ココア入りのタレを牛ヒレ肉に塗って焼いたオーブン料理。お祝いごとに作りたい贅沢な一皿です。気になるレシピはこちらから。
ほかにもこんなお料理がありましたよ。
こちらはスパイスのひとつとしてココアを入れた、辛い煮込み料理。チリやシチューを作る時にもココアはよく使われているんです。そういえばカレーにチョコレートを入れと、とってもコクが出ますよね。
こちらのスパイスをたっぷり使ったチキンはメキシコ料理。メキシコのお祝いの席では、このようにチョコレートを使ったこういった煮込み料理がよく出るそうですよ。
気になるレシピはこちらから。
こちらはサラダドレッシング。オレンジの酸味と香りがカカオのほろ苦さとマッチしています。
作り方は簡単。以下の材料をすべて混ぜればできあがり。
材料
・無糖ココアパウダー(小さじ1)
・オレンジの絞り汁(50cc)
・オレンジの皮(小さじ1)
・粗挽きマスタード(小さじ1)
・粗挽きコショウ(小さじ1/2)
・みじん切りのエシャロット(大さじ1)
・みじん切りのパセリ(大さじ1)
・バルサミコ酢(大さじ2)
・エクストラバージンオリーブオイル(大さじ2)
オレンジの皮を入れるのですが、白いところは苦いので表皮だけを削るようにしてください。ワックスがついている場合は、重曹入りの熱湯にくぐらせて、流水をかけながらブラシでこすると取れますよ。
サラダはベビーリーフやオニオン、くるみ、オレンジなどを入れます。くるみと相性のよいブロッコリーを加えてもいいですね。
こちらは本来はステーキソースですが。マッシュポテトにかけてもとってもおいしかったです。見た目も「バニラアイスクリーム、チョコレートソースがけ」のようでおもしろく。
チョコレートの他に砂糖も更に入れるので、甘すぎるのでは、と思いましたが、ワインの酸味のおかげで甘さが中和され、ほどよく甘酸っぱいソースが出来ました。
材料(ステーキ6人前分)
・バター(40g)
・みじん切りのエシャロット、または玉ねぎ(大さじ1)
・赤ワイン(300cc)
・砂糖(大さじ2)
・チョコレート(40g)
バター40gにオリーブオイル大さじ2を火にかけ、みじん切りにしたエシャロットもしくは玉ねぎ大さじ1を炒めます。
しんなりしたら赤ワイン300ccと砂糖大さじ2を加えて弱火にし、煮詰まってきたら火を止めてチョコレート40gを入れてできあがり。
他にも、ココアとコーヒー入りの肉の漬け込みダレやチャツネのレシピもあるみたいですよ。
日本ではあまり見かける事のない、スパイスとしてのチョコレート。
今回チョコレート料理に挑戦してみて、身近に感じていたチョコレートの違う一面を見たようで、ますます好きになりました。みなさんもぜひお試しあれ!
A hint of cocoa and spice[Adventuress Heart]
Spicy Chicken in a Chocolate Pasilla Sauce[The Daily Meal]
mixed greens, oranges, walnuts w cocoa vinaigrette[savory]
Pavé de boeuf sauce chocolat et vin rouge[750g Recettes de Cuisine]