「#うまそなレシピ見つけたよ」
メキシコ料理の代表格であるブリトーに、ハワイの風が吹いた「ハワイアンブリトー」。東京・世田谷区にある「バレアリック飲食店」の人気メニューです。
香ばしいトルティーヤに野菜がたっぷり詰まってボリューム満点。「具」をガツッと食べる贅沢が味わえます。
今回は、店長の國本さんにおいしい「ハワイアンブリトー」のつくり方をこっそり教えていただきました。
『ハワイアンブリトー』
材料(1人分)
・全粒粉生地のトルティーヤ(1枚) ※小麦のトルティーヤでも可/直径30cmくらいのもの
・サワークリーム(大さじ1) ※水切りの塩ヨーグルトでも可
・粒マスタード(大さじ1)
・グリーンリーフ(40g)※サニーレタスやグリーンリーフなどの葉物
・パイナップルドレッシング(大さじ1.5)
・パイナップル(45g)
・スモークサーモン(20g/2枚)
・にんじん(30g)
・紫キャベツ(30g)
・バジル(1枚)
下準備
・フレンチドレッシングにパイナップルの果実を合わせてミキサーで回し、パイナップルドレッシングをつくっておく
・にんじんは細切りして塩もみする。紫キャベツも細切りして塩、はちみつ、ワインビネガーで漬けておく。巻く前には水気をきっておくこと
つくり方
1. サワークリームと粒マスタードを混ぜ合わせて、トルティーヤにまんべんなく塗る。
2. リーフサラダ(半量の20g)を下半分にのせ、その上にパイナップルドレッシング(大さじ0.5)をかける。
3. その上にパイナップル、スモークサーモン、にんじん、紫キャベツ、バジルをのせて、パイナップルドレッシング(残りの大さじ1)をかける。
4. その上にリーフサラダ(残りの20g)をのせる。
5. 両側を先に折りたたんで、くずれないように具材を抑えながら、下からトルティーヤを巻く。
6.両面に軽く焼き色がつく程度に温めて、半分にカットする。
たっぷりの野菜にパイナップルとマスタードのさわやかな酸味が効いた、まさに”かぶりつくサラダ”。このカラフルな巻物にかぶりつくと、不思議と気分があがるのです。
大衆的な食堂や酒場をイメージしているというバレアリック飲食店は、気取らない寛大さがあり、そして植物がいっぱいで南国的な心地よさもあります。
どのようにしてバレアリック飲食店ができたのか? そして「ハワイアンブリトー」について、お話をうかがってみました。
──メニューだけでなく、お店の空間自体にもハワイっぽい南国ムードがありますね。もともとハワイがお好きだったんですか?
飲食店の仕事をしているとなかなか長い休暇が取れないんですけど、前職を辞めたタイミングでハワイへ旅行に行ったんです。もともと南国ののんびりした空気感が好きだったので、ハワイはずっと行ってみたいと思っていた場所でした。その時には自分で店を出すことを決めていて、お店づくりの視察もかねて、少し長めに2週間ほど滞在しました。
食べ物に関しても、その旅からたくさんインスピレーションを受けました。現地で食べたパイナップルがみずみずしくて、そのおいしさに感激してしまったんですよね。そして、ホノルルで人気のホットドッグ専門店「Hank’s HauteDogs」で食べたハワイアンホットドッグもすごく印象的でした。パイナップルサルサが効いていて、この「ハワイアンブリトー」が生まれるきっかけになりましたね。
──おうちでの「ハワイアンブリトー」の楽しみ方を教えてください
「ハワイアンブリトー」がさっぱりした味なので、ビールだったらコロナのようなライトなものか、ブルームーンのようなフルーティーなものが合うと思います。常夏系のカクテルはもちろん、レモンサワーや泡盛パインとかでもいいと思いますよ。人それぞれのハワイ感、南国感を演出してもらうと気分も上がりますね。
暖かくなってきたら、好きな音楽をかけて、窓を大きく開けたり、テラスに出て開放的に食べたいですね。僕は”バレアリック”と呼ばれるジャンルの音楽が好きなのですが、最近ではbeipana(ベーパナ)くんの『Lost In Pacific』というアルバムがおすすめです。
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バレアリック飲食店では、ハワイ風のメニューだけでなく、イタリアン、メキシカンをベースにした多国籍のお料理が楽しめます。
ハワイアンブリトーのほか、定番の「メキシカンブリトー」、そして「イタリアンブリトー」もおすすめ。「イタリアンブリトー」はトマトソースをベースに、グリルドチキンがゴロッと入り、ズッキーニのゴリゴリした食感がよく、前へ前へと食べ進めたくなります。ぜひ、お店で味わってみてくださいね。
東京都世田谷区宮坂1-38-19
03-6432-6121
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Photo by Kenta Terunuma
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