部屋を真上から見てみる「お部屋を上から見てみよう」シリーズ。
『工場萌え』や『ジャンクション』の写真集を出版されている「ヤバ景」フォトグラファー・ライターの大山 顕さんによるお部屋探訪では、部屋を真上から撮った「お部屋の平面図」と、「寝っ転がってポートレイト」を撮るのが恒例。いつもすてきなお部屋と、そこに暮らす人を取材し、上から撮影されています。
今回は第4弾。無垢床リノベーション賃貸「TOMOS」に暮らすMさんご夫妻のお部屋を拝見します。サボテンと”同居”する家なんですって。一体どういうこと?
こう、ドーンと。だって同居人なんですもの。
リンゴ箱を重ねて、彼らのための「特別な場所を」をつくってあげちゃうところも、ご夫妻のセンスが光っていますね。
サボテンって愛らしいよねえ。今回あらためてこのかわいらしさはどこから来ているんだろうと考えた結果、そのフォルムがキャラクターっぽいからなんじゃないかと思い至った。(大山)
たまにトゲトゲしちゃうけど、中身はまるっとしてて愛嬌のあるこの子たちは、なんだか妖精みたい。
どうでしょう? 小さな”同居人”たちが、お家のなかで遊び回ってるように見えてきませんか?
それに、サボテンにとって住み心地のいい環境って、私たち人間にとっても心地いいんですって。たとえば日当りとか風通しとか。なんだか、彼らとうまくやっていけそうな気がしてきましたね。
「サボテンは楽ですよ」と語るMご主人。おそらくですけど、簡単ではないんです。最低限の知識は必要でしょう。
でも、めちゃくちゃ凝って毎日ストイックに完璧な世話をするわけではなくて、ラフに共生してる”同居人”として、「お互いうまくやってこうよ」っていう心持ちがポイントなんだと思います。
いいなぁ。僕も”同居人”、探しにいってみようかな。
大山さんが撮影・インタビューしたお部屋は、東京と大阪で展開するお部屋探しサイト「good room」が運営するコラム「goodroom journal」で公開されています。もっといろいろなお部屋をご覧になりたい方は、こちらをご覧ください。
インテリア実例:たくさんの緑と暮らす秘訣とは?広々LDKのインテリア[good room]
text by Leo Iizuka