今年は暖冬かと思いきや、寒い日が続いてあの時あの防寒グッズを買っとけばよかった、なんてちょっぴり後悔している方もいるでしょう。特に寝る時の防寒グッズを検討しているなら、“陶器の湯たんぽ”がおすすめ。
red dot award2015を受賞、2014アジアデザイン賞でメリット賞を受賞した〈yutanpÖ〉は、セラミックジャパンから発売された陶器の湯たんぽ。戦中も金属不足から陶器の湯たんぽがもてはやされましたが、戦後の安価なトタン製を経て、プラスチック製へと移り、いまや主流となりました。
しかし元をたどれば、室町時代に中国から日本に入ってきた最初の湯たんぽは実は「陶器の湯たんぽ」。金属製とは異なり傷に強く、表面の劣化もない上になかが錆びることもありません。
陶器の湯たんぽは保温性と保湿性も高く、朝まで温かさが持続します。それは芯までしみこむようなやさしい温かさ。また、本体は陶磁器製なのでアルミキャップを外せば電子レンジでの再加熱も可能です。
多くの湯たんぽは蓋の部分が突起として出ていますが、布団の中でも違和感がなるべく少なくなるように薄型で軽く、凹凸がない丸い形状に仕上げた、まさに次世代の湯たんぽ。
コンパクトでシンプルで使いやすく、そして今までにないデザインは一見湯たんぽとは思えないほどスマートなビジュアルです。
賢い湯たんぽの使い方は夏も使うこと。お湯ではなく、冷水を入れれば寝苦しい熱帯夜も緩和されるでしょう。
カラーバリエーションは、ホワイト(白)、ピンク(桃)、ネイビー(紺)の3色。
なお、それぞれにカバーも付属しています。ホワイトとピンクは白いカバー、ネイビーは紺色のカバーとなっています。
いかがでしたか? 冷え性の女性や、ご年配の方へのギフトとしても喜ばれそうです。寒い冬も楽しくなるようなスタイリッシュな冬のツールとしてひとつそばに置いておきたいですね。
価格:各10,000円(税抜)
材質:本体/磁器、カバー/ポリエステル100%、キャップ/アルミニウム、パッキン/シリコンゴム
サイズ:220x220x70mm
重量:約1kg(満水時は約2kg)
容量:約1L
持続時間目安:給湯時の水温73度。10時間経過後の水温40度。(毛布・掛布団使用時)
yutanpÖ[Masahiro Minami Design Shop]