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旗竿敷地」(はたざおしきち)とは、前面道路に接する部分がすごく狭ーい土地のこと。住宅を建てる奥の敷地まで細長い通路がある土地で、このカタチが旗竿に似ているんです。

土地の種類はいろいろありますが、特に窮屈さや不便さを感じるのが、旗竿敷地ではないでしょうか?

建物を建設しづらいし、四方に建物が建て込んでいるので、防犯や風通しなど暮らしの上での不安があるのも頭を悩ませるところ。

文字通り八方ふさがりですが、そんな旗竿敷地の難点を克服した、とてつもなく自由で柔軟な住宅が、インテリアと建築のプラットフォーム「homify」で紹介されています!

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神奈川県に拠点を置く建築事務所山本晃之建築設計事務所が設計した、「網島の住宅」。1階が親夫婦、2階が子夫婦+子どもが暮らす二世帯住宅で、さらに子夫婦の仕事部屋も設けられています。

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1階は仕切りを最低限にした、広々とした和室。中央にある、障子に取り囲まれているのは収納ですが、実はここに設計者が仕掛けた「大技」が隠れています。

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収納を取り囲む障子は可動式で、「くつろぐ」「寝る」「食べる」という行為に合わせて、その都度部屋を自在に仕切れちゃうんです! 用途によって間取りを変えられるって、めちゃくちゃ画期的だわ……。

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機能だけでなく、デザインにも力が入ってます。無垢材と黒いタイルのコントラストがかっこいいですね。

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木目が美しい階段を2階にあがると……。

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え! なんか浮いてる!

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部屋の中央に浮かんでいるのは、和室。こうやってワンルームのなかに動きをつけることで、風や光が行きわたるし、広さのある住空間をつくっているんですね。

それにしても自由な発想です。

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浮かぶ和室へは、ロフト感覚の梯子でアプローチ。異なる木材が用いられていて、自然の風合がダイレクトに感じられそうです。しかも、隣家からの視線を完全にシャットアウトする「こもれる」部屋になります。

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高いところに位置する窓は、旗竿敷地とは思えないほどの開放感を与えてくれます。

決して広くない敷地で、ここまでオープンで明るい空間がつくれるデザインの妙技。建築の可能性はまだまだ広がっています。

網島の住宅 [homify]

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