「大きいことはいいことだ」「50円とはいいことだ」のエールチョコレートのCMでおなじみの森永製菓から、反則猫動画ならぬ販促猫動画が公開されたと聞きまして、その思う壺にはまっている次第であります。
なんでも崖っぷちでもう後がなくてやけくそで猫を使っているとのことですが、そんな1995年のダイエー新聞15段「お願い!買ってください!」広告的な、社内事情さらけ出し風お涙頂戴プロモーション事情などしったこっちゃないというピュアな気持ちで、子猫動画をご覧いただければ幸いです。
かわいい子猫が商品パッケージに入って遊ぶだけの動画ではありますが、商品を買えばあどけない子猫を救うかのように錯覚してしまうのは、猫好きの宿命なのでしょうか。
見ていると我が家の猫と商品パッケージを合わせたくなりますが、動画内でも説明書きがあるとおり、お菓子のかけらを猫に食べさせてはいけませんので、ぜひここは「子猫が入って遊べる、猫遊び専用のお菓子が入っていない袋」を販売、もしくは抽選でプレゼントするキャンペーンへと発展していただけることを、一方的に切望しております。
ほぼ時を同じく公開された、ミルクココアの着ぐるみ猫のほうが再生数が高いのは、崖っぷちではないからでしょうか。制作予算の差でしょうか。別に触れなくてもいいですか、そうですか。
森永関連動画では、エンゼル財団が主催した岡野弘彦先生による「折口信夫と柳田国男の講演」の講義もオススメです。