正体は本を介しての交流会。自分の本を持ち寄り紹介しあっておしゃべりするというサロンです。カフェや工場などいろいろなスペースで催されるので「旅する」なんですね。

本を紹介しあうだけではなく、毎回テーマを作り、それに沿った内容のものになっています。手紙を書いたり、10代向けの本を寄贈したり。9回目になる今回、私が参加したのは「2015年のベストタイトル」。昨年末、私の地元である清澄白河のポートマンズカフェで行われました。

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2015年に発売されたもの、もしくは2015年に読んだものを持ち寄り、クリスマスケーキをいただきながらの交流会でした。忘年会シーズンということもあって、普段より人数が少なかったそうですが、皆さんの本に対しての熱い思いで時間がオーバーする程盛り上がりました。

初めて会う人が紹介する、知らない作家の知らない本。そこまで情報がないと興味が湧かないのでは? と思いましたが、やはりみなさん本が好きなだけあって、話が広がるんですよね。そう共通点は本が好きというそれだけであり、そこにつきるのだなと思いました。

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まさに体現してらっしゃるのが主催のおふたり

井東さん(左)と岡島さん(右)は年も離れていて、あまり共通点がないように見えますが、何より驚きなのはまだ出会って7ヶ月という事。

本を使って人と人との交流場を生みだしたいと考えていた井東さんと、多種多様な人が集まって話すことで、明日が楽しくなるきっかけを作りたいと考えていた岡島さんが出会い、その1ヶ月後にはやろう! という話になったそうです。

それぞれの人が持つ知識や経験、思い出というストックは、いわば図書館の蔵書のようなもの。本によって引きだされるそれぞれのパーソナルが出会ったら。そして、人と本が出会ったら何が起こるだろう、と。毎回化学反応を楽しんでいるおふたり。加えて、移動することで場所の情報が追加されて、主催者も予想できない相乗効果が生まれているのが「旅する図書館」です。

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明確な目的を持ってというよりは、明日が少し楽しくなるきっかけができれば、そしてその場だけの空気を味わってほしいという井東さん。

本を通して自分の中にあるものをアウトプットするという体験は、とても貴重なものでした。

旅する図書館

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