151220_ajaka00

SHARE

今日は、赤道近くの南米の国・ベネズエラの伝統料理「アジャカ」を紹介します。お話を伺ったのはベネズエラ人と日本人のハーフのご主人と暮らす、料理家のYUKO Margaritaさん。

151220_ajaka01

1年を通して熱帯気候のベネズエラでは、バナナがたくさん収穫されます。「アジャカ」はこのバナナの葉を生かしたお料理です。

151220_ajaka02

ベネズエラの人々にとって、「アジャカ」づくりは年末の家族行事。11月末に親戚が集まり、2日間かけて大量につくります。それを年明けまで少しずつ食べ続けるのだそうです。クリスマスもお正月も、食卓に「アジャカ」が並びます。

では実際につくる工程を紹介します。

151220_ajaka03

1日目は「ギソ」を煮込みます。肉や野菜などの具材を鍋で煮込んだもので、いわゆる種になります。「ギソ」づくりは大抵おかあさんの役目なのだそうです。

151220_ajaka05

次に「マサ」をつくります。とうもろこしの粉で作る生地のことで普通につくると薄い黄色に仕上がります。ここでひと手間! オノートという天然の色素を混ぜて、さらに発色の良い黄色に仕上げます。鮮やかですね!

2日目はいよいよ包む日です。親戚などたくさんの人が集まってきます。

151220_ajaka04

包み方は、まずバナナの皮を一番下に敷き、その上に「マサ」をのせます。そして前日につくった「ギソ」を盛り付け、好きな野菜などをトッピングをしてくるっと巻きます。

151220_ajaka07

最後にバナナの葉の上からたこ糸でしばり、鍋に入れて1時間くらい茹でます。

151220_ajaka06

151220_ajaka09

これででき上がり! 早速みんなで、できたてをいただきます。
バナナの皮をひらいて、切ってみるとこんな感じです。4人家族で50個ほどつくるそうなので、残った分は冷凍保存。

151220_ajaka08

毎日食べる分だけをゆで直すことで味も変わらずおいしくいただけるのだとか。それぞれの家にレシピがあり、みんな「我が家のアジャカが一番おいしい」というそうです。ベネズエラの母の味、とってもおいしそうですね。

▪︎PROFILE
YUKO Margaritaさん
今回、お話を聞かせていただき、写真を提供していただいた。料理家として活躍中。都内近郊のプライベート料理教室「Margarita’s Kitchen」主催。日本人だけでなく海外旅行者向けのレッスンも行う。今年から新潟県にも拠点をおき活動スタート。
URL:Margarita’s Kitchen

151220_ajaka00

この記事を気にいったらいいね!しよう

ROOMIE(ルーミー)の最新情報をお届けします。

あわせて読みたい

powered by cxense