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24歳でこの世を去った伝説のハリウッドスター、ジェームズ・ディーンと、その死の直前のいちばん輝いていた瞬間をとらえた『LIFE』誌の写真家デニス・ストックとの知られざる2週間の旅路を描いた映画『ディーン、君がいた瞬間(とき)』が、2015年12月19日より全国順次公開されます。

監督を務めたのは、カンヌ国際映画祭カメラドール賞を受賞し、ザ・ローリング・ストーンズ、U2、ビョークなど名だたるアーティストに愛されるオランダ出身の写真家、アントン・コービン。50年代ならではの色彩にこだわった映像で、独特なムードを作り上げました。

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実話にできるだけ忠実でありつつも、ふたりの人間が心を通わす様子や、旅路から生まれる感動ドラマを表現したかったという今作。作品の美術として、最大の挑戦のひとつは、ストックの写真に収められた瞬間を劇中に再現することでした。

世界中の人々から愛された場所や人物を扱っていることに留意し、監督の芸術的視点をサポートしながらも、事実を尊ぶことを大切にしたスタッフたち。当初は憧れのジェームズ・ディーンを演じることに恐怖心を抱いていたデイン・デハーンは、体型やメイク、衣装など、ありとあらゆる準備を4ヶ月かけて行ったといいます。

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「製作会社も僕が準備に必要なものは完璧に用意してくれていたから、現場に入る頃には、大して不安はなかった。これ以上できることはないというところまで自分を持っていった。だからある意味、プレッシャーはなかったんだ。できる限りを尽くした自信があったからね」と振り返っており、美術の完成度も役づくりに役立ったことがうかがえます。

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たとえばディーンが暮らしていたニューヨークのアパートは、実際の物件に40年住んでいる人物に頼み、部屋の寸法を計らせてもらって再現したのだとか。唯一残された写真家ロイ・シャットによるアパートの写真と映像を見比べてみると、見事に再現されていることがわかります。

ルーミーでは、映画本編からアパートのシーンの映像を入手。『エデンの東』のプロモーションについて連絡してきたマネージャーからの電話に、やる気のないディーンが自宅にあるボンゴを叩き出し……という、思わずクスっと笑ってしまうシーンです。

『ディーン、君がいた瞬間』は12月19日より全国順次公開。自身も多くのスターたちを被写体にしてきたコービン監督だけに、ディーンとストックの関係が繊細に描かれています。

ディーン、君がいた瞬間
監督:アントン・コービン
製作:イアン・カニング
音楽:オーウェン・パレット
出演:デイン・デハーン、ロバート・パティンソン、ジョエル・エドガートン、ベン・キングズレー、アレッサンドラ・マストロナルディ
配給:ギャガ
Photo Credit: Caitlin Cronenberg, (C)See-Saw Films
2015年12月 シネスイッチ銀座他 全国順次公開

ディーン、君がいた瞬間』[ギャガ]

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