151217SW-10

SHARE

2015年12月18日18時30分、ついに世界待望のシリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が全国一斉公開されます!

『ジェダイの帰還』から約30年後が舞台であること、“家族の愛と喪失の物語”であるということ以外、その真相はベールに包まれている今作。予告編には「家族を待っている」と語る孤独なヒロインや、なぜか青いライトセーバーを持っているストームトルーパーの脱走兵、赤くいびつな光を放つ十字形のライトセーバーを握る悪役が登場し、想像はふくらむばかりです。

151217SW-04

そんな中、ルーミーではジャパンプレミアのために来日した、ヒロインのレイ役のデイジー・リドリーとストームトルーパーの脱走兵フィン役のジョン・ボイエガにインタビュー。新作の鍵を握る重要なキャラクターを演じたふたりにたっぷりとお話をうかがいました。

151217ECSW

──ジャパン・プレミアで9分間の特別映像を観ました。レイとフィンは師匠と弟子でもなければ、昔からの友だちでもなく、会ったばかりなのに助け合う、これまでの『スター・ウォーズ』にはない不思議な関係ですね。

デイジー・リドリー: 私たちの友情がスクリーンに反映されているような気がするわ。ジョンがどう思っているかは分からないけどね(笑)。私たちはすぐに意気投合したの。もちろん、スクリーン上の関係とは違うけれど、演じる私たちの間に友情があるのはすばらしいことだったわ。

劇中のレイとフィンは、それまでに経験したことのなかった友情を経験するの。彼らにとって、同等な立場で話せる相手は初めてなのよ。ふたりの間には素晴らしい力学があると思う。完成した映画をスクリーンで観たら、現場で思い描いていたよりも、さらにすばらしく感じたわ。

ジョン・ボイエガ: レイとフィンの関係はとても興味深いんだ。彼らの間にすぐに化学反応が起こった理由は、実は演じる僕らにさえ説明されていないんだよ。危険を察知したとき、フィンは「会えてうれしかったよ、さようなら」と、レイとは逆方向に逃げてもおかしくないはず。でも、彼は彼女の手を取り、より安全な方へと導こうとするんだ。もしかしたら、2人はフォースによって引き寄せられているのかもしれないね。

151217SW-05

──おふたりから見たJ.J.エイブラムス監督の優れた部分は?

デイジー: 私は今作以外の映画の経験がないから、他の監督と比べることはできないけれど、J.J.はいつも必ず側にいてくれて安心だった。現場ではものすごく緊張していたから、あんなに励ましてくれて、いつもユーモアにあふれている人と仕事することができてうれしかったわ。

J.J.は感動的でエモーショナルなシーンでも、リスペクトは保ちつつ、そのユーモアでスタッフやキャストみんなの背中を押してくれたの。おかげで誰もが自分の仕事に価値を感じることができたのよ。

ジョン: 僕が思う優れた監督とは、役者とのコラボレートが得意な人。脚本のひな形さえあれば、役者に自身の経験やスキルを取り入れさせることができる人だよ。J.J.はそれを本当に得意としていた。

それにJ.J.は演出する上で、役者の潜在意識にまで働きかけてくれるんだ。複雑で細かい指示を出されることもあるし、逆にすごく単純なときもある。たとえば、あるシーンでは「この場面のフィンの意図について、よく考えてみて」と言われたし、また別のシーンでは、「ちょっと口閉じてくれる? その方がかっこいいから」と言われたよ(笑)。

151217SW-12

──映画の内容について語れることは少ないと思いますが、歴史的な『スター・ウォーズ』シリーズにおいて、それぞれの役を通じてご自身に与えられた最も大きな使命は何だと思いますか?

デイジー: 私はレイという役が世界に与えることになるインパクトについて、気づいていなかったの。撮影中は撮影のことだけを考えていて、強い女性のキャラクターがもたらす影響については考えていなかったから、怖いとも思わなかったし、おじけづくこともなかった。

でも、昨夜のプレミアで9分間の映像を観たときに、メイクを担当している女性スタッフから「娘に見せるのが楽しみ!」と言われたの。きっと私にとっては、この時代を生きる女性たちのために正しい女性像を描くこと、そして彼女たちを象徴すること、もしくは称えることがいちばんの使命なんだと思う。

とはいえ、J.J.が実際にそう思っていたのかどうかは分からないわ。私自身もそう思って演じていたわけではないけれど、今の私にとっては、それが最も重要なことなの。レイはすべての行動を通してポジティブなメッセージを発信しているから、私にも同じように行動する責任があると感じているわ。

151217SW-11

ジョン: 僕は何か特別なメッセージを伝えることは考えず、与えられた役を演じることに集中していたんだ。演技は僕の仕事だから、それをちゃんとやり遂げることが任務だった。7ヶ月に及んだオーディションでは、実際の自分とは話すときのアクセントもしぐさも完全に変えたよ(笑)。

『スター・ウォーズ』の中に自分ではない自分を見ることが、僕の中での秘密の使命だった。自分にそっくりなのに、まったく自分ではない人を見るのは奇妙なものだよ。実際にはめちゃくちゃ怖かったから、もう2度とやりたくないかも(笑)。でも大きなチャレンジだったし、とても誇りに思っている。任務完了だよ。

──この映画が『スター・ウォーズ』初体験となる若い世代には、どのように楽しんでほしいですか?

デイジー: 今作は私にとっても、映画館で意識的に観る最初の『スター・ウォーズ』作品なの。幼い頃に観たことはあると思うけど、思い出せないもの。すばらしい人間関係が描かれているし、ストーリーにとって重要なだけでなく、見た目もかわいいBB-8も登場するし、アクションもすばらしいわ。観客が求めているものがすべて詰まっているのよ。女性にも男性にも楽しんでもらえると思う。

151217SW-07

ジョン: 『スター・ウォーズ』を観たことがない人は、今作におもしろい形で共感できるんじゃないかな。メインキャラクターたちは『スター・ウォーズ』の世界にいることを自覚していないから、観客も彼らを通じて学ぶことができるんだ。フィンやレイは自分たちに何が起こっているのか分かっておらず、他の登場人物のことも知らないから、劇中でたくさんの質問をする。だから観客にも伝わりやすいと思うよ。

女性が強い役を演じていることも話題だよね。ハリウッド映画で“強い女性”というと、止められないような人物に描かれることが多いけど、それって非現実的だと思う。今作のレイは、傷つきやすい部分と強さのバランスが絶妙なんだ。女性らしさがありながら、力強さを兼ね備えている人なんだよ。男の自分にとっても、子どもでも、他の女性でも、たとえウーキーだって、レイはとても共感できる素敵なキャラクターだと思う。

151217SW-13

──『スター・ウォーズ』シリーズの中で、いちばん好きな作品とキャラクターを教えてください。

デイジー: 私がいちばん好きなのは『ジェダイの帰還』(エピソード6)よ。イウォークが好きだから(笑)。でも、おもちゃやTシャツを見たら、ものすごくキモいことに気づいたの! だから、ちょっと気が変わったかも(笑)。いちばん好きなキャラクターはヨーダね。彼はとてもユーモラスだし、何より人形師の仕事がすばらしいと思うの。誰かが手を動かしただけで、あんな風に人形に息が吹き込まれるって、アメイジングだと思う。

ジョン: 僕がいちばん好きなのは『帝国の逆襲』(エピソード5)。その理由は断然、最高だからさ。みんな知っていることだよね(笑)。いちばん好きなキャラクターはハン・ソロ。僕はSF映画に出てくる人間味のあるキャラクターが好きなんだ。最近では『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のクリス・プラットも、より人間らしく冷静で、観客が共感できる役だったよね。彼らは僕らが走るであろう場面で走り、彼らが勇敢だと僕らも勇敢に感じる。そこには人間性が投影されていると思うんだ。

151217SW-08

──『スター・ウォーズ』シリーズは、侍文化や黒澤 明監督の作品など、日本からたくさんのインスピレーションを受けているそうですね。おふたりは日本にどのような印象をお持ちですか?

ジョン: 僕は日本が大好きなんだ。子どもの頃に初めて触れた日本の文化はマンガだった。今でも読んでいるよ。僕の大好きなキャラクターは、うずまきナルト(『NARUTO -ナルト-』の主人公)。彼はある意味、フィンみたいな人だよね。夢はあるけれど、そこへどう向かえばいいのか分かっていないし、まだ必要なスキルもないんだ。それに日本の作品には弱者について描かれたものも多い。僕は弱者を応援したいんだ。今回は来日できてうれしいよ(※ジョンは来日中に秋葉原を訪れ、「必要ないもの」をたくさん買ったそうです)。

デイジー: 私はスタジオ・ジブリの宮崎 駿監督や高畑 勲監督の作品が大好きなんだけど、最近になって『おもひでぽろぽろ』の英語版で声優を務めたのよ! もちろん、日本版を超えることはできないけれどね(笑)。私にとっては非常に光栄なことだったわ。なぜだか分からないけれど、ずっと日本が大好きだったの。いつも日本に魅了されていたのよ。伝説的なスタジオの作品のほんの小さな一部になれたことは、本当に特別なことだったわ。

151217SW-02

インタビューの前に行われた記者会見では、J.J.エイブラムス監督と悪役カイロ・レンを演じたアダム・ドライバー、さらに新ドロイドのBB-8も登壇。「日本のファンのために秘密を教えて!」という質問に対し、監督は次のように答えました。

1つだけ教えてあげよう。今作には“タコダナ”という惑星が出てくるんだけれど、実は初めて東京に来たとき、高田馬場にあるホステルに泊まったんだ(笑)。だからそれをもじって、1番好きな街、東京の思い出を込めてみたんだよ。

151217SW-09

世界中が待ちに待った『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。いよいよ本日、そのすべてが明らかになります。May the force be with you!

https://www.youtube.com/watch?v=SdAUiyeJMFQ

スター・ウォーズ/フォースの覚醒
監督:J.J.エイブラムス
脚本:ローレンス・カスダン
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
12月18日(金)18時30分 全国一斉公開
©2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved

Daisy Ridley and John Boyega photographed by Tetsuro Sato

スター・ウォーズ/フォースの覚醒』[ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン]

151217SW-10

この記事を気にいったらいいね!しよう

ROOMIE(ルーミー)の最新情報をお届けします。

あわせて読みたい

powered by cxense