健康志向が高いと言われるドイツ。ベジタリアンやヴィーガンも多く、そして有名なのがBIO製品。今回はBIO製品とその生活について少しご紹介します!

ベジタリアン(Vegetarier)とヴェーガン(Veganer)

VegetarianとVeganerとも呼ばれます。Vegan(ヴィーガン)ですが、日本ではまだまだ知名度が低いかもしれません。宗教や思想、アレルギーなど、様々な理由でベジタリアン、またはヴィーガナーになる人も多いため、両者の中でも様々な違いがあるようです。大きく分けると……。

ベジタリアン

動物の命を摂取/利用しない。そのため無精卵や乳製品は摂取するが、肉は摂らない。羊毛など動物の毛は使用するが、毛皮など動物の皮膚を使用したものは使わないなど。ベジタリアンでも5種類ほどに分かれるようです。一般的には許容範囲の差と、宗教や思想の差でカテゴライズされるようです。

ヴィーガン

動物性のものを一切摂らない。無精卵、乳製品はもちろん、動物性油や羊毛、動物を利用して作られたものなども極力使いません(蜂蜜は蜂の労働力を利用しているので使わない、など)。絶対菜食主義とも言われるほど、野菜果物が主食となるようです。フルータリアンと呼ばれる人々は、植物を殺すことも視野にいれるため、木からなるもの(植物自体を殺さずに済むもの)しか摂らないなど、やはりその中でもいろいろなカテゴリーがあるようです。

ドイツではベジタリアンもヴェガーナーも多いため、レストランではベジタリアン用のメニューなどが必ずあり、あまり困らないようです。

VEBUによる調査によると、2015年1月の時点でベジタリアンが780万人(ドイツの人口の約10%)、そしてヴェガーナーが90万人(ドイツの人口の約1.1%)となっています。10人に1人と聞くと確かに多いですよね。私の友人にも数人ベジタリアンとヴェーガーナーがいます。最初は「動物を殺したくない」という気持ちから始めたという人が多かったですが、現在では体質が変わったため、肉を食べるとアレルギーが起こるようになった、とも言っていました。そういうこともあるようですね。

151212bio04ドイツのBIO製品専門店

BIO(ビオ)製品について

さて少し長くなってしまいましたが、これでベジタリアンとヴェーガンについて、そしてドイツの状況を少し理解していただけたかと思います。そしてまた一つ違った食文化が、BIO製品。

BIO製品は、日本ではオーガニック食品として話題になっていると思います。ドイツではこのBIO製品に正式に認定されていること示すシールが、製品に貼られていますが、認定されるためには以下の条件があるようです。

1.化学合成肥料を使用していないこと。
2.遺伝子組み換え技術を使用していないこと。
3.家畜を適切な環境で飼育していること。
4.家畜の飼料にも、抗生物質を含まない有機のものを使用していること。

BIO製品といっても、有機野菜のみを指すものではありません。BIOの食肉もありますし、化粧品や衣料まで様々なものがBIO製品として販売されています。

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ドイツではBIO製品専門店も多く存在しますが、普通のスーパーでもBIO製品コーナーがあるんです。トマト一つとっても、他国からの輸入品(値段が安いもの)と、ドイツ産のもの、そしてBIO製品のもの。それらが3種類並んでいることもよくあること。「化学薬品を体内に摂り入れたくない」という健康面から、また環境保護のため、農家支援のため、家畜のため。などこれもまた様々な気持ちから、少し値段が高くともBIO製品を手に取る人が年々増加しているようです。

ベジタリアンやヴェーガンになるのはハードルが高いかもしれませんが、少しでも環境や健康に意識を向けるきっかけにもなるBIO製品。本当に様々なものが売られているんです。

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例えば、マネーズ、お米、パンに塗るためのソースや、真空パックに入ったソーセージなどの加工品もあります。もちろんBIO製品を買う人の中にはベジタリアンやヴェーガンが多くを占めるため、ベジタリアン用のソーセージ(豆腐などを用いたもの)など、ベジタリアン用、ヴェーガン用のBIO製品もあります。食器や小物、薬用品や美容品もBIOとして販売されているので、身の周りのものは何だって揃うんです。

ドイツではテレビやラジオ、インターネット、雑誌などでも多く取り上げられているBIO製品。これからもどんどんそのマーケットは拡大されていくんだと思います。今回は環境、健康そして動物についていろんなことを考えるきっかけにもなる、ドイツのBIO文化を紹介しました!

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