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なんという開放感でしょう…!

山の傾斜に建てられたこの「Island Bay House」。設計したのは、ニュージーランドを拠点に活動する建築事務所、WireDog ArchitectureAndrew Simpsonさん。自然に囲まれてリラックスできる空間は、広々として開放感がハンパじゃありません。

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けれどもこのお家、実際の面積はなんと約50平米と、そこまで広くはないんです。それなのにこれほど開放的に思えるのは、建築工法に秘密があるからだそう。

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この家のバルコニー側は、一面巨大な窓ガラス。

この大胆な建築方法は、実は日本の建築家・増沢洵さん(ますざわまこと、1925〜1990)の影響を強く受けているんです。

増沢洵さんの自邸は「最小限住居」と言われ、戦後の厳しい物資難のなか、日本人の誰もが建てられる家を目指しデザインされたもの。面積は狭くても、吹き抜けを設け、正面を開口可能な障子窓にすることで、空間が広く感じられるという仕組みです。この発想は後に「9坪ハウス」というデザインフォーマットとして、多くの建築家にフィーチャーされます。

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Andrew Simpsonさんは、インターンシップで京都に滞在したことがあり、そのとき学んだ日本建築の手法や「9坪ハウス」の発想を「Island Bay House」に取り入れたそうです。

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本棚などの家具はつくり付けになので、持ち込む家具は必要最低限でOK。これも開放感が生まれる秘訣です。木の素材感をそのまま出した、ぬくもりある空間が、すてきですね。

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自然の光でいっぱいの部屋で寝起きできるなんて…うらやましすぎる!

吹き抜けと大きな窓。自然の魅力を贅沢に活用する住居デザインのアイデアでした。

Seaside Home Uses Japanese Design to Foster Grandiose Space from 538 Square Feet [My Modern Met]
[WireDog Architecture]

photographed by dwell

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