数年だけ暮らす拠点として、都心のビルの空き部屋を利用する。これからの時代の新しい暮らし方のひとつになるかもしれません。

東京のオフィスビル2室をリノベーションして、5〜10年のみ使える1室に生まれ変わらせた事例が、インテリア・建築のプラットフォーム「homify」で紹介されていました。設計は吉田裕一建築設計事務所によるもの。

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2室をつなげて1室にしているので、中はとても広々。

注目すべきは、必要最低限の内装と設備を備え、短期で使うための一時的な居住空間としての環境が整えられているということです。これなら、10年後に家主がこの家を売却しても、オフィスやSOHOの利用にもぴったりですよね。

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通常であれば、天井の裏に隠す電気の配線も丸出し。でもこれが逆に素材感を多様にしていて、クールな印象になっています。

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部屋をなるべく広く、多目的に使えるよう、工夫されたのがこのベッドスペース。引き戸で囲めばベッドが完全に隠れるので来客に便利。就寝時には引き戸を全開にし、広々とした空間で眠れるなんてのも、贅沢なひとときになるのではないでしょうか。

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サニタリースペースは、トイレ・風呂・洗濯室が一体に。壁で仕切るという常識を覆し、ワンルーム大スペースという発想が全体的に反映されています。

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キッチンスペースも、もちろん天井裏はむき出し。通常は天井にあたる位置は、ものを置けるシェルフになっています。天井高にゆとりがあるって、いいですね。

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玄関スペースも、必要最低限の仕様。内装にこだわって細部まで仕上げるのではなく、徹底的に施工を省いてコストを削減するとともに、住み終えた後の再販価値を高めているというところが特徴です。

なるほど。空家対策で悩む都心のビルオーナーたちにも一筋の光を与えるような、とても実用的なリノベーション。参考になります…。

築地・ROOM・H by 吉田裕一[homify]

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