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東京ビッグサイトで開催中の「国際見本市インテリア ライフスタイル(IFFT)」。ルーミー編集部がまるごと東京ビッグサイトへ出張し、現地から最新のインテリア情報をお届けします。ほか記事はこちらからどうぞ。

東日本大震災があった2011年の6月、小さな工房が宮城県石巻市に誕生しました。

もともとは、復興イベントで映画を上映したりしてたんです。そのときにお客さんが座るベンチをつくったのがきっかけですね。

そう話してくれたのは、「石巻工房」の代表取締役で工房長でもある千葉隆博さん。

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石巻工房の第一弾家具でもある「ISHINOMAKI BENCH」は、シンプルな形ながら耐久性は抜群。加工しやすく木目も美しいカナダ産のレッドシダーを使ってつくられています。

IFFTの石巻工房のブースには、こんな言葉がありました。

DIYとデザインの力で、人と街を興す。世界初のDIYメーカー、石巻から。

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DIYという言葉は、第二次世界大戦で大きな被害を受けたロンドンが始まりといわれています。戦後、破壊された家や街を自分たちの手で復興させようという国民運動が起こり、そのスローガンとして「Do It Yourself(DIY)」という言葉が生まれたそうなんです。石巻工房が誕生したコンセプトも、まさに「DIY精神」がきっかけというわけです。(千葉さん)

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石巻工房には有名デザイナーも多く参加をしています。こちらの「AA STOOL」はトラフ建築設計事務所によるもの。横に並べていくようにスタッキングすることができます。

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「オフィス用に生まれた商品です」と千葉さんが話してくれたのは、L字スチールが印象的な新作のシェルフ。

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脚の先端部分は、床を傷つけないように木片が取り付けています。天板の表面素材は、いまではあまり使われなくなった「リノリウム」という素材をオランダから取り寄せて使用。マットで固すぎない質感は、シェルフのデザインと絶妙にマッチしています。

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市民のためにつくったベンチからはじまった石巻工房ですが、いまではソファー、テーブル、デスク、ハンガーラックなど様々なものを手がけています。

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石巻工房の家具を見ると、テーブルやスツールってこんなにシンプルなんだって気づくと思うんです。もし“自分でもつくれるかも”と思ってもらえたら、DIYのハードルが下がる。そういう意識が市民に浸透すれば、復興のスピードが少しは早くなるかもしれない。実はそんな裏メッセージもあるんです。(千葉さん)

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石巻工房の活動内容や販売家具の情報など、もっと詳しく知りたい人は公式サイトをご覧ください。

[石巻工房]

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