見渡す限り氷だらけ。
世界初にして最大の、氷と雪でできたアイスホテル。「一生に一度は泊まってみたい!」と思うホテルのひとつです。
スウェーデン北部、ノールランド(Norrland)の小さな街であるユッカスヤルヴィ(Jukkasjarvi)に位置しています。
壁や床、天井がキャンバス代わりとなって、毎年異なるデザイナーやアーティストによって部屋が建設される、とってもユニークなホテル。多彩な面々がアイデアを競います。
使用するのは、ユッカスヤルビ周辺を流れるトルネ川の氷。そして春の足音がきこえる頃には、溶けてトルネ川へと戻って行きます。
自然に帰っていくところもまたロマンチックですね。
これまで氷の教会や映画館、バーなどが建設されてきましたが、通年営業する施設をオープンするという嬉しいニュースが発表されました。
発表したのは、スウェーデンのデザインスタジオ「PINPIN」。アイスホテルは夏の間、太陽の光を一定に受ける場所に位置しているので、太陽光発電を利用して環境にやさしく、通年営業が実現できるそうです。
新しく常設されたバーやアートギャラリー、一晩中滞在できる部屋があり、また夏にはハイキング、冬にはオーロラ鑑賞や犬ぞりといった遊びも体験できます。
2016年12月に完成予定です。
自然との共存、という言葉がぴったりなこのアイスホテルで、一生に一度の体験をしてみませんか?
[PINPIN]
Sweden’s Iconic Ice Hotel Found a Sustainable Way to Remain Open Year-Round[via My Modern Met]