自由に空を飛ぶ大人になりたくない少年、ピーター・パン。そんな彼にも、あなたや私と同じように過去があったようで…。
「コンニチハ、ボクハ リーヴァイ デス。ヨロシクオネガイシマス!」と登場したのは、“いま最も美しい少年”として話題のリーヴァイ・ミラー。映画初出演にして主演を務めた『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』を引っさげて来日しました。
劇中で演じたのは、1940年代のロンドンの孤児院で暮らすわんぱくな少年ピーター。ある夜、空飛ぶ海賊船にさらわれ、ネバーランドへと連れて行かれます…そう、映画はおなじみの物語ではなく、世界中で愛されるピーター・パンの誕生秘話なのです。
「ピーターという人を見つけていくのが楽しかった。普通の少年が、空を飛べるネバーランドのヒーロー、ピーターパンになっていくまでの変化があって、役を作り上げていくのが楽しかったよ」と撮影を振り返ったリーヴァイ君。
空を飛ぶシーンは「めちゃくちゃ楽しかった!」そうで、「鳥の目線で豪華なセットを見ることができたんだ! そのことについては何年でも話せるよ」と興奮していました。
映画では、自身と同じくオーストラリア出身の大先輩で黒ひげ役のヒュー・ジャックマンと共演。黒ひげ姿のヒューはかなり強烈で、「初めて見たときは“クレイジー…”って思った」そうです。
「撮影を通して、ヒューからはたくさんのことを学んだんだ。何よりも演技を楽しむように教えてくれたよ。素晴らしい体験だったから、楽しむのは全く難しくなかった」とのこと。
実はこの取材の前日が13歳の誕生日。少し大人っぽくなった印象でしたが、監督からオーディション合格の連絡を受けたときは、うれしくて号泣したのだとか。
ピーターの反抗心にあふれるところが「演じていて楽しかった」といい、あどけない笑顔で「僕も冒険が好きだから、ピーターの冒険好きなところに共感する」と話してくれました。
でも、「大人になりたくない」というピーターの考えには同意できないそうで、「僕は大人になりたいんだ。大人になったら、いろんなことができるみたいだから!」と力説。
「大人になったら何がしたい?」と聞くと、「車の運転がしたいし、世界中を探検したい」と答えた後、「あとは…とにかく大人になりたい!」と目を輝かせていました。
映画『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』は全国で公開中。リーヴァイ君の今後の活躍にも期待です。
出演:ヒュー・ジャックマン、ギャレット・ヘドランド、ルーニー・マーラ、リーヴァイ・ミラー、アマンダ・サイフリッド、カーラ・デルヴィーニュ
監督:ジョー・ライト 『プライドと偏見』『つぐない』『アンナ・カレーニナ』
脚本:ジェイソン・フュークス
製作総指揮:グレッグ・バーランティ、サラ・シェクター、ポール・ウェブスター
© 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
3D/2D 字幕版/吹替版 全国公開中
配給:ワーナー・ブラザース映画
Levi Miller photographed by Tetsuro Sato
『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』[ワーナー・ブラザース映画]