レンズが交換できる一眼レフやミラーレス一眼を使っているけれど、いつもと違う面白い写真が撮れないかな…なんて思っている方。トイレンズを使ってみたことはありますか?
トイレンズは小さくて細長いのが特長です。そしてなにより明るさに強いのです。
今回使ってみたのは焦点距離25mm、f値が1.4のもの。とにかく小さいです。
トイレンズと一口に言ってもたくさん種類がありますが、その多くは元々防犯カメラ専用など、デジカメ用のレンズとは異なった目的で使われるものです。
従ってカメラに取り付ける規格も、通常のデジカメのものとは異なります。
規格は様々ありますが、多くはCマウントと呼ばれるものだったりします。
ただし、デジカメにトイレンズを取り付けるためのアダプタも売られているので、通常のレンズと同じように使うことができます。今回はこのトイレンズを、ミラーレス一眼(Panasonic LUMIX GH2)に取り付けて撮影してみました。
今回使ったトイレンズはレンズの周りのリングを回すことで、レンズの明るさと焦点距離を調整することができます。
使ってみた印象としては、ピント合わせが非常にシビア。しかしながら調整した値の組み合わせによってボケ方が様々に変わっていくのが不思議でなんとも楽しい!
トイレンズは通常のレンズと比べてシャキッとした写真にならない一方、ボケる範囲が非常に大きい分、幻想的で独特な印象の絵になります。
部屋の中で少し中距離の写体を撮影。光にもやがかかったような印象。まさにトイカメラ!
トイレンズを使えば通常のレンズでは決して味わえない雰囲気の描写が得られます。カメラの楽しみがより一層広がることでしょう。また種類も多く、通常のレンズよりも比較的安く手に入るので、気軽に試せるのがいいですね。
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Photographed by NORIAKI